ハンモックでのキャンプは、初心者には想像しにくいデメリットがあります。
椅子やテーブル、コットを使わずに楽しめます。
しかし欠点と解決方法を理解することで、失敗することがなくなります。
今後ハンモック泊を考えている人、キャンプスタイルに悩んでいる人は参考にして下さい。
ハンモックの欠点②
- 荷物が野ざらしで、貴重品や高級キャンプギアが盗まれることも。
- 特に自転車キャンプは、ロードバイク等の保管に困る。
- ハンモック泊では、プライベート空間が確保しにくい。
ご自身のやりたいキャンプに合うかは、使ってみないとわかりません。
貸しキャンプ用品や、レンタルで試してみると良いですよ。
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「DDハンモック」を基準に紹介しますが、他のハンモックでも活用できる点があります。
ぜひご活用ください！
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荷物が野ざらしで、キャンプ中に盗難に遭いやすい
テント内にしまう荷物ですが、タープとハンモックでは目立ちます。
トイレや睡眠で貴重品から目を離せば、簡単に盗まれるでしょう。
軽装備とはいえ、チタン製のギアや転売できるキャンプギアも所有されているのでは。
①お金や鍵などの貴重品をまとめる
まずは貴重品を減らす工夫をしましょう。
チャムスポーチはデザインが良く、鍵とお金をまとめられます。
またプライベートポーチでスマホも持ち運びでき、気にせず活動できますよ！
蚊帳内にしまっても目立ちにくいですね。
ただシャワーやトイレで、長時間離れる時は気をつけましょう。
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②ギアスリング ~大きな荷物を収納、棚としても活用できる~
出典：DDハンモックまず紹介するカスタムアイテムは、「ギアスリング」です。
こちらはハンモックの下に、さらに吊り下げることで荷物の収納場所を作ります。
大きな荷物でも収納できますし、地面から離せて衛生的ですね。
ただハンモックを地面スレスレで椅子替わりにする時は、地面に着いてしまうことも。
棚を持たないハンモック泊では、貴重なキャンプ用品置き場です。
寝ている時も、荷物を漁られた振動で起きられる方向けです。
③DDハンギング ポケット ~蚊帳内に保管、持ち運びもできる~
出典：DDハンモックもう一つのカスタムは、「DD ハンギング・ポケット」。
蚊帳内にはポケットが四隅にありますが、財布が入る程度の最小サイズです。
こちらは蚊帳内に、大きめのアイテムを管理できます。
充電器や高級ギアをお持ちの方は、一括でここに収納できますよ。
寝る同じスペースで保管できるので、安心感が増します！
蚊帳内にはランタンを通す輪っかがあるので、そこに吊り下げましょう。
簡単に外せるので、シャワーなどで離れる時も持ち運びできます。
上のカスタムと比べ、多少の事で起きない方でもオススメです。
④リッジラインに荷物を隠す
またタープを張るリッジラインに、荷物を吊り下げることもできます。
タープで荷物を隠せますし、ハンモックで寝ながら中身を取り出せます。
しかしロープにテンションをしっかりとかけないと、荷物ごとリッジラインが沈むことも。
オススメの結び方は「トラッカーズヒッチ」です。
このロープワークで、テンションをかけてロープをピンと張ることができます。
耐荷重のパラコードなら、少しくらい重い荷物が頭上にあっても安心ですよ。
DDハンモックの設営距離は5-7mです。
ツリーハガーを使わないリッジライン用ロープは、10mあれば足ります。
太い幹をラッカーズヒッチで結ぶなら、さらに長めのパラコードを用意してくださいね。
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⑤自転車キャンプに、高価なロードバイクを使うには
僕がする自転車キャンプでは、高価なロードバイクを使います。
最初はリッジラインにロードバイクを吊るし、タープで覆うことを考えました。
しかし7-8kgのロードバイクが頭上に落ちてくるリスクは、荷物の比じゃありません！
またリッジラインに沿った一組の木に、ロードバイクを吊るすことも考えました。
これにより、頭上に自転車が落ちてくる心配はありません。
が、そんな好条件な木の位置はなかなか見当たりません。
そして、タープでハンモックもロードバイクも覆うのは一苦労です。
僕はロードバイクの前後ホイールをバラし、鍵で施錠しています。
持って行く人に知識がなければ、ホイールの取り付けは難しいです。
タープ内で隠すサイズが小さくなりますよ。
タープでの詳しい隠し方は、下を参考にしてください！
⑥ロープワークでギアスリングは作れる
「ギアスリング」はいわばハンモック下に、さらに荷物用ハンモックを作るものです。
つまりハンモック下にロープを通し、カラビナで荷物を吊るせば作れます。
ただロープが短いと、沈んだハンモックと干渉するので背中に当たります。
上手くロープの長さを調節してください。
盗難防止ページも、いろいろなコツを紹介しているので参考にしてみて下さいね。
ハンモック泊は、プライベート空間がない
荷物問題と同じく、テントがないため人目につきやすいです。
下手に着替えるのも躊躇われます。
そして落ち着いて寛いだり、気になって寝れない方も。
解決法 DDタープはテント型に変化し、視界を遮れる
通常のタープでは、日や雨よけにしか使えません。
しかしDDハンモックは、状況にあわせてテントにも変形します。
次はどんな張り方をしようか、ワクワクします！
日中は開放感を求めて、「Cフライ」。背中側だけでも覆うと、寛ぎ具合も変わりますよ。
夜に寝るときは「Aフレーム」にすれば、プライベート空間も保てますよ！
最悪ハンモックを木で吊るせなくとも、「ステルス張り」で雑魚寝ができます。
4×4mの長さがあれば、「Aフレーム」は余裕をもった空間ができます。
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3×3mの長さでも覆えますが、最低限の空間です。
これでも荷物・自転車も隠すことができますよ。
ただ閉めると活動できるスペースがなく、ほぼ寝るだけのスペースになります。
チャックがないため入口施錠は難しいです。
そこで左右の入口の輪っかを内側から結ぶことで、外から開けにくくなります！
そのヒモに複数のペグをつけて、鳴子のように音をならすこともできますよ。
さいごに
ご自身の空間を大事にする人でも、ハンモックは楽しめます。
快適なハンモック生活を楽しんで下さいね。
