自転車(ロードバイク・MTB)でお尻の赤いオデキ・吹き出ものに悩まされてませんか?
僕が薬剤師に聞いて実行し、効果を実感した予防策・対処法をお伝えします。
これでスポーツバイクのサドルも、痛くなくなります!
大切な予防策・対処法
- 菌が繁殖する環境を防ぐ。
- 皮膚を保護して、摩擦・損傷を防ぐ。
- それでもダメなら、抗菌薬の塗り薬を使う。
汗疹(あせも)、毛包炎(もうほうえん)、毛嚢炎(もうのうえん)を防ぎましょう!
お尻の腫れ・デキモノは汗疹と毛包炎に分けられる
僕の知識や、薬局勤めの知り合いに教えてもらった内容を元にまとめました!
原因によって、発疹の分類が分けられます。
- 汗疹:かんしん、あせも。汗が原因のブツブツや水ぶくれのこと。
- 毛包炎(毛嚢炎):もうほうえん。毛穴で菌が原因の赤や白の膿。
「汗疹」は、汗を放置しておくとなります。
しっかりと汗は流しましょう。
これは衣類でも通気性・吸汗性の良い素材が良いですよ。
「毛包炎」は、よく座りっぱなしのお尻でなりやすいです。
また湿っぽさや良く動く部分で見られ、やはり自転車でなる人が多いです!
汗疹・毛包炎、どちらも清潔に保つことが重要になるとのことでした。
【予防編】皮膚を清潔に保って、菌が繁殖しないようにする
体の洗い方が甘いことも
ライド仲間と話を合わせると、お尻の洗い方が雑だと起きることが多いです。
かといって攻めすぎると、局所に届くから悩みどころですね。
しかし大抵被れるのは、その洗いきれてないキワの部分みたいです。
お尻を触ってみて下さい。
体重のかかる坐骨部分ってお尻の頂点よりかなり内側なんですね。
その局所のきわまで、なるべく攻めた洗い方が重要と感じました。
ウォッシュレットならトイレ後の汚れを残りにくいです。
しかし、テレビでも言われますが、おならをするだけで菌は拡散するようです。
ショーツを履く前に、アルコールシートで拭けば菌は減らせますね。
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ビブショーツ・サイクルショーツが洗い切れていないことも
アルコールシートで、体周りは気をつけられます。
しかし、洗濯物に菌が繁殖していては意味がありませんね。
洗濯する時には、なるべく裏返して洗うように気をつけたいですね。
また、定期的にオキシ漬けで除菌すると良いでしょう!
(除菌には、1時間以上漬ける必要があるようです。)
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【予防編】皮膚を保護して、摩擦や損傷を防ぐ
菌を減らせても、皮膚に傷口ができていたら意味がないですね。
カミソリなどの傷だけでなく、摩擦でも皮膚はダメージを受けるのです。
まずサドルがあっておらず、お尻の皮膚に負担が集中している可能性があります。
サドルの変更も考えましょう。
摩擦を防ぐ方法は、保護膜成分を含んだ軟膏やクリームを塗ることです。
軟膏・クリームで保護すれば、多少傷があっても菌が侵入も防げますね。
代表例としては、白色ワセリンである「プロペト」を塗ることです。
僕はキャンプでも保湿として使っています。
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一番のオススメは、「Protect J1」です。
ワセリン以上の保護作用や、7-8時間と長時間効きます。
概要にもしっかりと、自転車の摩擦防止が出来ると書いてありますよ。
ベタつかない肌触りが良いし、長時間ライドでお尻かぶれしませんでした!
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股ズレ防止としても優秀ですよ。
【解決編】それでも腫れ・デキモノができた対処法
基本的には、抗菌薬を含む外用薬を塗るといいようです。
僕が使ってみて、効果を実感したものを紹介しますよ!
「テラマイシン軟膏」は、2つの抗菌薬が含まれており2-3日ほど塗ると治まりました。
塗らないのとでは、腫れた痛みのひきが段違いでした。
さらに痒みやかぶれを伴うならこれ!
2種類の抗菌薬に加えてステロイド剤が含まれており、痒みがすぐに和らぎました。
ただしステロイド剤は、長期使用は良くないので治ったらすぐに止めましょう。
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我慢せずに塗ると使ってよかったなと感じます。
早くトレーニングを再開するためにも、上手くセルフケアをしてあげてくださいね。
また肌にあわないな、と感じたらすぐに使うのを止めましょう!
さらには、1週間ほどで効果を実感しないときには皮膚科を受診しましょう!
最後に
まとめると、僕がしていることとして
- 清潔にし、ライド前にアルコールシートで拭いて菌を少なくする。
- 保護膜作用の塗り薬で、皮膚を傷や菌からカバー。
- それでもできたら早めに抗菌薬の塗り薬を塗る。
となります。
ライドの集中力やヤル気をなくす、お尻の腫れ・デキモノは早めに対処しましょう!