サドルバッグって、大きいとゴチャついて見えますよね。
でもボトルを2本装備したいロングライドは、ツールケースよりサドルバッグが欲しい。
スタイリッシュ・超軽量のサドルバッグを4つ厳選、購入品をレビュー紹介します!
なぜ「コンパクト」なサドルバッグを購入したいのか
普段は「ツールボトル派」
低重心でロードバイクが安定するし、何よりサドル部分がスッキリする。
思うと僕は、サドル周りがスタイリッシュなのが好きみたいです。
しかし、ロングライドになるとボトルは2本欲しい。ツールボトルが使えなくなります。
だからこそ格好良さを損なわず、「最小限だけ」収納できるバッグが欲しいのです。
スタイリッシュなサドルがあれば使ってみたくないですか?
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収納したいのはパンク修理キット
補給食などは、背中のジャージポケットで対応できます。
どうせライド中に取り出したいですしね。
そして、僕のタイヤは「チューブレスレディ」です。
そのためタイヤチューブを持ちません。タイヤ修理パッチと補充シーラントのみ。
タイヤ自体の切り傷が酷ければ、予備でチューブがあろうと意味がないと考えるためです。
チューブレスレディのメリットは、装備の軽さにもありますね。
クリンチャーの方は、少し大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。おすすめにもあります。
見た目のスマートさも妥協せずに選びたい――そんな条件で探したバッグ候補はこちら。
スッキリとした印象!超小型サドルバッグ4選
BBB サドルバッグ レースパック
- メーカー:BBB(オランダの総合パーツブランド)
- 容量:0.18L
- 重量:64g
調べた中で最小サイズはこれ!収納量よりも見た目を重視する方におすすめ。
BBBを僕は知りませんでしたが、プロと共同開発するメーカーで信頼性はありそうです。
ジッパーがサドル側にあるため、普段は開かず、緊急時にだけ開ける設計がユニーク。
一般的な小型サドルバッグの容量が約1Lですが、こちらはなんと容量0.16L!超極小。
これでも最低限の修理アイテムが入るのです。
クリンチャーの方なら、CO2ボンベの代わりにタイヤチューブを入れるのもありですね。
とにかく「コンパクトさ」を求める方におすすめのサドルバッグです。
Topeak Elementa スリムサドルバッグ XS
- 容量:0.2L
- 重量:42g
ほぼ最小サイズと変わらない容量です。重量は42gとかなり軽い!
サドルバッグといえばトピークを使っている。それくらい多くの人に信頼されたメーカー。
自転車キャンプで使う10Lの大容量バッグは、トピークでお世話になってます。
Amazonではデザインが黒/白とグリーンの展開。そして値段が安い。
CO2ボンベ等は外部取り付けできるため、容量の割に「拡張性の高いバッグ」です。
チューブもボンベも携帯できるので、迷ったらこれを買っておけば間違いないでしょう。
Cannondale CONTAIN STITCHED VELCRO mini
- 容量:0.3L
- 重量:不明
画像は1Lのものですが、リンクは問題なく0.3Lのものです。
しっかり軽量ですが、上2つと比較するとやや厚みが出ます。
その分、予備チューブやCO2ボンベに携帯ツールが全部入ります。
キャノンデールのHPを見ても、重量などの情報はありませんでした。
アメリカブランドや、キャノンデールのバイクと統一したい方におすすめのアイテムです。
僕だったらチューブの代わりに、ワイヤーロックを入れてもいいかな。
LEZYNE ROAD CADDY
- 容量:0.4L
- 重量:70g
ライトやツールケースの展開もしているアメリカのアクセサリーブランド。
紹介するなかで容量は1番大きめで、遊び心のあるデザインは存在感も強めです。
同メーカーのリアライトを後ろに装着可能で、さらにスッキリ装備。
ベルトの主張が激しめで、サドルと一体化というより、バッグ自体を「見せたい」方向け。
大きさ的にも一般的なサドルバッグから一回り小さくしたい方におすすめできます。
クリンチャーの方でも多少の余裕はありますし、電動ポンプを入れてもいいですね。
僕が「BBB レースパック」を選んだ理由とレビュー
なにより求めたのは超コンパクトな収納のサドルバッグです。
Amazonの評価は少ないが、しっかりとしたメーカーなのは確認できました。
あとは止水ジッパーで防水性あり、黒一色でサドルと馴染むと思い購入。
以下は使用した後のレビューです。
十分以上の収納性
いやあ、賭けみたいなところがあったので嬉しいですね。
収納したものは以下の装備です。
- 補充シーラント(Muc-Off 30ml)
- タイヤブート(タイヤパッチ用)
- ボタン電池(CR2032)
- タイヤレバー(IRC tire)
- CO2ボンベ
- 六角レンチ(4mm)
- ニトリル手袋
- 緊急連絡先カード
こうやって書くと、かなり多く入りますね。中央に長い工具を入れるのがコツです。
長くなるので書きませんが、「工具ツール」は持たなくなりました。
ロングライドでも、この装備で対応できるのは確認済です。
サドルとの一体感がいい!

普通に装着すると画像左のように、「それなりの存在感」があります。
実は「BBBバッグ」は先細りで、レール間の隙間に入るのです。
サドルとの一体感がすごい!本当に必要なものが入ってるの?って思っちゃう。
サドルでバッグが半分隠れるのがいい。スタイリッシュ。
これだけコンパクトだと、空気抵抗もかなり減るでしょう!
「長方形」のトピークバッグとの違いはここですね。
サドルとの密着感があるためしっかりとフィットし、走行中のブレなし。
ミニマリスト大歓喜。ツールケースを卒業してずっと装着してもいいかもしれません。
これ以上の軽装は、CANYONからチューブだけサドル下にしまうバッグがあります。
またグラベルバイクの「Grizl」は、フレーム内にアイテムが収納できますよ。

気になった点・注意点
あくまで最低限の収納
休憩時に欲しい「ワイヤーロック」も一緒に入りますが、かなりギチギチ。
あまりにツールを詰め込みすぎると、レールの間に隠れないので注意です。
僕はどうしてもワイヤーロックが欲しい時は、背中の補給食入れと収納しています。
手ぶらでの「街乗り」や、荷物が増える「ブルベ」には向きません。
あくまでロードバイクのトレーニングや、荷物を絞ったロングライド用でしょう。
ジッパーがサドル側にある珍しい設計
つまり中身を使いたい時には、ベルトを外す必要があります。
何かが欲しくて、サッと取り出すことはできません。
雨や泥の跳ね返りがジッパーから浸みにくいですがね。
ここは普段は開けず、緊急時のみと割り切るべきです。
そういう意味でも、パンク修理キットのみ収納が最適だと考えます。
またはブラックといいつつ、ややグレーのデザインです。
黒いサドルと全くの一体感とはなりませんね。
あとは、サドルとバッグの間に収まる「リアライト」が見つかれば最高!
まとめ:スリムで頼れる相棒を選ぼう
今回紹介したサドルバッグは、どれも「必要最低限だけを収納したい人」にぴったり。
中でも「BBBレースパック」は、サドルのレールにぴたりと収まる設計が秀逸で、空力・見た目の両方を妥協しない選択肢です。
「なるべく荷物を減らしたい」、そんなミニマリストライダーにおすすめですよ。
あなたに合った「コンパクトなサドルバッグ」はどれですか?

