現在は日本で取引されていません！
ロードバイクのホイールのアップグレードとして何が良いかわからない！
そんな方におススメしたいのがPrime RR-38 カーボンクリンチャーホイールです！
海外から取り寄せる手間はありますが、それだけの価値があります！
RR-38についてのインプレや配送状態、セッティングの注意点も含めて紹介します！
- ロードバイクの初のカスタムならこれ！費用対効果の高いホイールのなかでも、さらにコスパの良いアイテム！
- 憧れのカーボンホイールをゾンダ並みの安さで入手できる！
- セミディープリムで向かい風に、カーボン製で軽量のため山に強くなれる！さらにはチューブレスレディでパンク対策＋快適性をあなたの手に！
きっかけはゾンダの価格高騰
初のアップグレードとして人気のホイール「カンパニョーロ ゾンダ」も高騰に煽られています。
ゾンダは昔は3万円台で買えたけど、今や5万円台からなかなか下がりません…
僕は、ずっとホイールのアップグレードを考えていましたが、しっくりくるものがありませんでした。
そんな僕がネット通販サイト「Wiggle」で、ふと見て興味が湧いたのがPrime RR-38 カーボンクリンチャーホイールです！
出典：Wiggle- リムの素材: T700 UD カーボンファイバー
- リム幅: 20.3mm (内側)、27.5mm (外側)。リムの深さ: 38mm
- ハブ: SR2、36T ラチェットシステム、CNC 加工済み 7075 アロイハブボディ。
- ハブベアリング: フロント: 2 x 6900、リア: 1 x 17287 & 1 x6802。フリーハブ: 2 x 6802
- フリーハブ: Anti Bite Guard、Shimano/SRAM 9/10/11 スピード
- スポーク: J-Bend Pillar PDB1415
- チューブレスレディ
- ブレーキタイプ: リムブレーキ
38mmのセミディープリムなのに、カーボン製のため1520gと軽い！！
さらにはチューブレスレディと夢のような性能！
これだけスペックが高いのに、５万円台で買うことができました！
ゾンダと同価格帯ならスペックの良いRR-38ホイールにしてしまえ、という発想です。
そして買って半年以上乗った感想は、とっとと買えば良かった、です！
なぜこんなに安く買える？
僕が買うまでに懸念していた点です。
安いのにはそれなりのデメリットがあるのではないか、と。
メーカであるPrimeは、サイクル業界で世界最大規模の英国通販サイトwiggleのもつプライベートブランドとなります。
つまり、独自に企画・開発を手がけ展開する「自主企画商品」のため開発コスト・仕入原価を抑えられ、仕入れ価格にマージンが付加されないため、他の高級ホイールと比べて安価に購入できるのです！
中国製品とは違ってかなりの安心性がありますね笑
ちなみに僕はオランダから届きました！
現在の標準小売価格は7万２千円となっていますが、セールにより20%OFFもありますのでタイミングを見計らいましょう。
また、「Prime 損傷交換プログラム」により、購入してから2年間は壊れた部品と新しい部品を小売価格の40%オフで交換することができます！
これだけの保証があれば安心して購入できますね！
外観がカッコいい
やっぱり、カーボンホイールはカッコいい..！
アルミのブレーキ部分は、銀の輪が二つ並んでどうしても銀縁メガネにしか見えず、あまり好きではありませんでした笑
しかしPrime 「RR-38 」はカーボンホイールのため、漆黒のボディで二つの黒輪が艶かしく輝きます（ツヤ消しですが笑）。
そしてディープリムを装着しているだけで、ロードバイクが速く見えます！（エンジンである人体は、なんら変わりません笑）
もちろん、Primeのロゴはシールではなくプリントされており、剥がれてダサくなる心配もありません。
乗った感覚
硬さはそこまでなく、鋭敏に反応する感覚は小さいように思います。
そしてその軽さに驚きます。
鉄下駄装着のつもりで踏み込むと、スカッと力が抜けていく感覚があるのです。
あ、力を込めすぎたんだ、と。
今までどれだけ力をロスしていたのでしょう！
たまにRR-38ホイールであることを忘れて踏み込み、軽さに嬉しくなります。
また、初期ホイールにはない独特のラチェット音が良いですね。
巷で言われているほど爆音とは思えません。
山に強くなる
ロードバイクを買ってすぐに先輩に山連れていかれました。
どれだけ力を込めても楽にならない！苦しそうな僕を置き去りにして、先輩がニヤニヤしながらこっちを見ていたのをいつも思い出します笑
ロードバイクの世界では「軽い＝山が速くなる」と言われています。
やはりRR-38ホイールは、山で鉄下駄との差を遺憾なく発揮してくれます。
山では常に初動の重さを比例して体感していると言えるでしょう。
その点、上記でお伝えした通りRR-38ホイールは初動が軽く、全く後ろに引きづられる感覚がありません！
鉄下駄ではギアが余らず、むしろもっと軽いギアが欲しかったですが、RR-38ホイールで同じ山で走ってもまだギアが1-2枚余っています。
これが重くなると言われるセミディープリムなのが笑ってしまいますね笑
難点は、やはりカーボンリムなので下り坂は前より気を使うことです。
こんな時にはディスクブレーキが欲しくなってしまいます。
向かい風に強くなる
向かい風が強くなると、空気抵抗が増大してより多くのパワーが必要になります。
いつも走る川沿いのある区間の向かい風が強く、その道が嫌いでした。
どっちから走っても、いつも向かい風っていう道ありますよね笑
そして初めてRR-38ホイールに替え向かい風が強くなる区間で走りましたが、いつまでたっても速度が落ちません。
向かい風は来ているのですが、ホイールが変わるだけて空気抵抗がかなり変わるようです！
ホイールは空気抵抗の約10%を占めていると言われます。
そして、リムを高くすることで空気抵抗が小さくなります。
もしかしたら強い向かい風では、初動の重さも影響しているからこれだけ変化があったかもしれないですね。
どれだけ初期ホイールの性能が悪いかわかります笑
ただ、リムが長すぎると横風の影響も強く受けてしまいます。
RR-38ホイールはリム高が38mmとセミだから横風に煽られにくく、ディープリムに慣れていない人にオススメです。
ディープリムに慣れていて、もっとリム高があるものが欲しい方は「RR-50（リム高50mm）」をどうぞ！
出典：Wiggleどちらにせよリムが高くなるため、チューブを使う場合には空気を入れるバルブの長さが足りない可能性があります。
ご自身のチューブがあっているが確かめておきましょう。
巡航速度も速くなる
空気抵抗が小さくなるということは、高速域での巡航もしやすくなります。
僕の場合には中速域かもしれませんが笑
前までの練習ライドでは巡航速度30km/hを目指していたが、微妙な坂や風などの条件で常に30km/hは難しかったです。
しかし今は確実に保てています。
それどころか、巡航速度が2-3km/h速くなっています！
ホイールが良いと巡航速度が速くなるのは本当でした。
チューブレスでさらなる可能性
チューブレスレディはチューブを使用せずに運用ができます。
パンクの多くの原因である「リム打ち」が構造的に起こりません。
またシーラントを入れるため、釘で穴をあけても塞いでくれます！
さらにチューブを使用しないことで、モチモチとして快適な乗り心地であると言われています！
チューブレスレディのため、もちろんクリンチャーとして使用できます。
購入時にリムテープがついているため、すぐに使うことができますよ。
僕もチューブレスへ移行したいのですが、コンチネンタル5000のタイヤ減りが少なすぎで移行できていません笑
今後はチューブレスで運用して、シーラントでも塞げない穴ができてしまった時にチューブを入れるつもりです。
梱包の様子・輸入の料金について
Wiggleからは2週間程度で送られてきました。
梱包はふんだんに段ボールが使われており、かなり厳重に行われています。
また海外からの輸送ですが、9千500円以上では送料が無料となります！
しかし１万6666円を超える買い物では課税がなされます。
僕の場合には、3500円かかりました。
注意点
チューブレス用バルブがついてくるほか、カーボンブレーキパットもついてきます。
そのため、スプロケットさえ取り換えれば問題なく使用できます。
しかし、このカーボンブレーキパットの変更が大変でした…。
このブレーキパットが大きめに作ってあるので、SIMANOのブレーキ部分と上手く装着できません。
これはクリッパーでかなーり削ることで装着できました。
近年はワイドリム化が進んでおり、このホイールも広めに作製します。
そのため、愛用しているロードバイクに装着できるか確認の必要はあるでしょう。
またどのホイールに替えるにも言えますが、リム幅が異なるためブレーキの調整が必要となります。
これらの注意点が面倒なら、買った自転車店に相談すれば全て解決するかもしれません。
嫌がられる可能性はありますが、なんにせよ一度相談するのが良いでしょう。
最後に
いかがでしょうか、初のホイールとしてRR-38ホイールが向いていることが分かって頂けたと思います。
いつくかの注意点を超えれば、夢のようなスペックのホイールが手に入ります！
ぜひ一緒に素晴らしいライドを楽しみましょう！
