バリスタ優勝者が愛飲する、美味しいコーヒーのレシピを紹介します。
キャンプでも再現できる作り方や、初心者でも簡単オススメのドリッパーはあります。
コーヒーセット(ケトル・スケール・温度計)など、必要な道具が少なくても十分うまい!
スタバ顔負けのうまさで、キャンプ飯や焚き火などアウトドアの楽しみ方が増えます。
粕谷さんのYouTube動画で入れ方や、コーヒーミルの魅力もお伝えします。
キャンプ初心者にもオススメの、本格的なドリッパー
浸漬式ドリッパー スイッチ(HARIO)
簡単さ
再現性
(悪魔のレシピの場合)
「浸漬式」と「透過式」どちらの作り方もできるコーヒー用品。
メリットは、初心者から上級者までコーヒーを楽しめることです!
- 浸漬式:ワイルドな印象の味。簡単さ・再現性★5。
- 透過式:クリアな味わい。注ぎ方で味を制御できるが、技術でブレる。
初心者で慣れないうちは、ケトル・スケールなしで「浸漬式」で簡単に。
慣れてきたら「透過式」で、自分好みの味にチャレンジできます。
徐々に器具を揃えていくことができます。
家ではこだわった透過式、キャンプでは簡単な浸漬式コーヒーと使い分けてもいいですね。
恐ろしいところは、浸漬式・透過式をハイブリットした使い方ができることです。
プロが秘密にしたい、口当たりと後味の良いコーヒーが作れます。
「透過式」でうまい成分を存分に抽出、「浸漬式」で雑味なくまろやかな抽出をします。
詳しくは下のレシピからどうぞ。
世界チャンピオンが作る、悪魔のコーヒーレシピ
粕谷さんは、世界的に有名でHARIOの監修も行う方です。
- 中細挽き豆の20gにスイッチを開けたまま、お湯93℃で60g淹れる。
- 30秒後に、さらにお湯93℃で60g淹れる。
- 1分15秒でスイッチを閉める。
- 水で冷ましたお湯70℃で160g淹れる。
- 1分45秒になったら落とす(3分で引き上げる)
温度変化など若干手間がありますが、素人でもプロの味が十二分に楽しめます。
グルキャンでは焚き火を囲みながら、コーヒーセットを揃えて本格的レシピを提供。
ソロキャンプで簡単に済ませたい朝コーヒーは、手軽に浸漬式と使い分けましょう!
手軽で収納良しの、キャンプ向けコーヒーセット
海外人気のエアロプレス コーヒーメーカー
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簡単さ
再現性
コーヒー界に革命を起こした新しい抽出方法!
こちらは空気圧を利用した抽出方法で、苦みが少なく、酸味が強めの味わいになります。
「サードウェーブ」といわれる、浅煎りコーヒーに向いています。
さらに魅力として手軽さ、1分強と簡単にコーヒーを淹れられることです。
側面に数字が書いてあるので、いつでも決められた水量で淹れることができます。
僕も持ち運びが簡単なことから、キャンプでも良く使います。
世界大会にも使われる、美味しい作り方
コンセプトは、どんな豆でも美味しくするレシピ。
事実、一般的なコーヒー豆でジャパンエアロプレスチャンピオンシップを優勝しています。
いわく淹れ方さえわかれば、誰でも美味しいコーヒーを作れます。
酸味が目立つが、それ以上にクリーンな味わいと明るいフレーバーのコーヒーです。
- プランジャーをはめて、逆さのまま中粗挽き豆30gを入れる。
- 本体を回しながら、お湯82℃で120ml入れる。
- 10回撹拌する。
- フタをしてひっくり返し、1分10秒待つ。
- 20秒ほどかけてプレスする。
- 後ほど60gのお湯を加える(82℃より熱いお湯がオススメ)。
水180gと収率が低い、超贅沢な淹れ方です。
飲める量が少ない分、美味しさが濃縮されていますよ。
キャンプ飯がうまくなること間違いなし。
温度計がなくても、大体の温度で美味しいコーヒーが出来るのは実証済みです。
一番は正確な温度で入れることですが。
キャンプ場では、沸騰水を数回入れ替え温度を下げて使いましょう。
アイスコーヒーでおすすめの、急冷式レシピ
- サーバー容器に氷80g入れる。
- プランジャーをはめて、逆さのまま中挽き豆20gを入れる。
- 本体を回しながら、お湯92℃で150g入れる。
- 30秒経過したら、10回撹拌する。
- フタをしてひっくり返し、1分待つ。
- 20秒ほどかけてプレスする。
冷えた酸味が、夏にとっても合いますよ!
夏の週末は、ほぼ毎日エアロプレスでアイスコーヒーを楽しんでいます!
美味しすぎでスタバに行く回数が減りました。
キャンプには、さらに携帯性の高い「エアロプレスゴー」もおすすめ
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既に抽出器具を持っている人も、新しいドリッパーとしてぜひどうぞ。
気分によって器具を変えて楽しめる、贅沢な悩みを味わってみてはいかがですか?
夏キャンプで最強の入れ方を紹介
暑い日に魅力的な氷出しコーヒー
簡単さ
再現性 (雑でも「うんまい」のが良い)
トロっと角のとれてマイルドな飲み口が、夏の火照った体を癒します。
熱湯と異なり、氷水で時間をかけて成分を抽出するため雑味が少ないコーヒーが特徴です。
(氷出しを作るには一晩ほど。)
作りたてが一番おいしいコーヒー。
しかし氷水で作るコーヒーは熱で酸化しづらく、美味しさが長持ちできます。
(逆に熱湯でドリップしても、氷でしっかり冷やした急冷式なら新鮮さが伸びます。)
何より仕込めば、あとは放置するだけ!
キャンプ場で作らずとも前日に作れば、水筒から本格的コーヒーをサッと提供できますよ。
翌朝のために、キャンプの夜に仕込んでもいいですね。
氷出しコーヒーの入れ方(ケトルや温度計いらず)
- 大きめのドリッパー(ここではハリオ V60 03)に、コーヒー豆50gいれる。
- 上から氷500gを積む。
- 冷水100gを回し入れる。
どうでしょう?とっても簡単です。
ケトルや温度計もいりません。
余った複数の豆でもいいですし、挽き方も自由です。
氷とコーヒー豆の間にフィルターを敷いて、均一さを試行する方もいます。
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水出しコーヒーも簡単で美味しい
こちらもあっさりとした味わいで、熱湯で淹れたコーヒーとは別物です。
8時間ほどかかりますが、こちらも放置で問題ありません。
氷出しコーヒーの様な、トロッとした味わいにするなら氷水をいれましょう。
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アウトドアや冬キャンプに最適の抽出道具
必要な道具の少ない、無骨な浸漬式コーヒー
簡単さ
再現性
氷出しコーヒー、水出しコーヒーとは真逆で、雑味を楽しむ無骨なコーヒーです。
「浸漬式コーヒー」ほど簡単で、再現性の高いコーヒーはありません。
お湯とコーヒー豆さえ入れれば、あとは3分待つだけと超簡単。
弱点としては浸すだけのため、豆の良い面・悪い面どちらも抽出してしまうところです。
メッシュフィルターは澱(おり)という微粉を含むため、最後の一口がニガテな方も。
しかし、野外では粗い味の方が逆にクセになります。
さらには初心者では、失敗しないことが重要なのではないでしょうか。
コーヒーオイルが楽しめるのは、メッシュフィルターの特権です。
ESPRO(エスプロ) コーヒープレス ステンレス
二重構造で保温性が高い、プレス抽出器。
底にコーヒーの粉が残るため、片付けが若干面倒な面も。
そのまま水筒にもなって持ち運びラクラク。
キャンプの行きは、氷を運ぶのにも便利ですね。
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Zebrang(ゼブラン) 真空二重マグコーヒーメーカー
実際にメーカーはアウトドアでの使用や、初心者で豆から淹れる人に推しています。
片付けが簡単ですが、コーヒーオイルが少ない印象です。
上のプレスは豆の粉を下に溜めますが、こちらは引き上げるだけ。
保温性も高く、キャンプ用のコップとしても兼ねるのでオススメですよ。
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キャンプでも一番こだわるべきは、コーヒーミル
挽きたてが美味しいコーヒー。
キャンプ場で挽きたての豆から淹れれば、美味しいコーヒーができます。
高級なものほど挽目のバラツキがなくなるので、より格別なコーヒーになりますよ。
豆のまま買えば、様々な挽き目がコントロールできます。
家で豆の量を計れば、紹介した様にスケールなしで淹れられる方法もあります。
【バリスタ愛用】Comandante C40 MK4 コマンダンテ
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精度
安さ
プロ御用達のコマンダンテ。
値段が高いのが難点ですが、世界大会に使われる非の打ち所がないアイテムです。
ぜひバリスタの味を体験してみてください。
【コスパ重視ならこれ】タイムモア C3S Pro
精度
安さ
値段と精密のバランスが良いアイテムです。
コマンダンテを買う予算がなければ、こちらがおすすめです。
ステンレス製の刃で、均一に挽くことができます。
【収納・持ち運び良し】ポーレックス コーヒーミル2 ミニ
精度
安さ
キャンプで収納性を求めるならポーレックスミニ。
軽いだけでなく、セラミック製の刃は水洗いができますよ。
微粉が出やすいですが茶こしで取り除けば、コーヒー粉がより均一になります。
さいごに
初心者もキャンプで使える、簡単で再現性が高いコーヒーセットを紹介しました。
お湯の温度や注ぎ方、スケールなくてもある程度は美味しいです。
ぜひキャンプでこだわりのコーヒーを淹れてみて下さい。