キャンプ

【失敗しない】キャンプで火が着かない・すぐ消える悩みを3つの原因から解決します。【オススメギア】

焚き火がなかな着かない、火がすぐに消える等の悩みに答えます。
簡単に着火させるには、火や薪・炭の特性を知る必要があります。

火つけが失敗する原因とは

  • 火が着かないのは熱量が足りない、湿気ってる。
  • 火の弱点である風、窒息から守れていない。
  • 自分の技術にあったアイテムを選べていない。

キャンプに心強いオススメアイテムも紹介したいと思います。

山火事は乾燥によっておこる

山火事が起こる主な原因は、乾燥です。
逆に雨の日には薪や炭が湿気っているので、火が着きにくいに決まっています。

特に火が安定しない焚き付け時には、湿気で難易度が上がるのです。
下の方では、湿気でも使える火種・着火剤を紹介しているのでぜひ見てください。

焚き付け用の薪は、自宅から乾燥品を持って行っていくのも良いかもしれません。

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参考:朝日新聞

火を着けるためには、熱量を上げる

薄い薪は弱火でも覆われやすく、伝わる熱量があり着火します。
しかし図太い薪・炭は熱が一部しか伝わらず、弱い火では着火しないのです。

Lv.1の冒険者が、ドラゴンを倒せないのと一緒です。
弱い敵を倒して火のレベルアップし、火力をあげることで倒しましょう!
敵が強い場合には、こちらが加勢して斧で切り刻んだり、打ち砕いてやりましょう!

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弱点の風と窒息から守るには

火は下から上に空気が流れます。
下から空気が通りやすいように、薪・炭を上手く組むことが大事です。
オススメは並列型・井桁(いげた)型です。

また燃えるうちに、が溜まると空気や供給されないです。
火かき棒などでかき回し、灰を落として空気の通り道を作りましょう。
さらには、通気口のある焚き火台を選ぶと良いですね。

風から守るには防風柵や、横壁のある焚き火台を選ぶと良いでしょう。
スノーピークの焚き火台」は、通気口や横囲いがあるのでオススメです。

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以上を踏まえてアイテム選びに気を遣うと、とても簡単に火つけできますよ。

火を弱点から守るアイテム

火起こし器 

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火を消す風を防ぎ熱を逃さず、煙突効果で効率的に火を育てる事ができます。
着火剤に被せれば、誰でも炭から火おこしできる頼もしいアイテムです。

このアイテムは「火消し壺」としても使え、次のキャンプで炭を使いまわしができます。
一度使った炭は火がつきやすいので、着火剤としての活用を。

ソロキャンプなど軽量を求めるなら「OGK製の火起こし器」をどうぞ。
なんと異例の軽さ46gで、さらには一枚板なので広げれば薄板でコンパクト収納できます。

安さを求めるならダイソーの「ステンレスカトラリーラック+オイルポット」です。
なんと350円で買えてしまいます!

お試しできる値段なので、ぜひ体験してみて下さい。

焚き火陣幕 

防風アイテムとして使えるだけでなく、熱を反射するので防寒にも最適です。
雰囲気もワイルドでとても良いですね。
プライベート空間を確保するのにも使えますよ。

火吹き棒 

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火力の欲しい場面で、酸素を送り燃焼量をコントロールできるアイテム。
顔を近づけて拭くと火傷しますが、火吹き棒なら距離を保ちな強火にできます(実体験)
うちわと違って火元のみを拭くので、灰が舞いにくいですよ。

火ばさみ 

炭・薪をくべるにも、火の中に手を突っ込むわけにはいきません。
火ハサミは、狙ったポジションに炭・薪を置ける安心アイテムです。

さらには炭・薪の粗密をあえて作ることで、火力の強弱を操ることができますよ。

また時間が経つと薪・炭は崩れて、火元に溜まり空気が循環せず窒息しやすいです。
火かき棒として使えば、効率よく燃焼を助けられます。

火種・点火アイテムを置見直そう

火種・点火装置を難易度で分けました。
場面や状況に応じて使い分けられると、失敗のないキャンパーになれます。

ガスバーナー 難易度 星1.0

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一番パワーのある熱源です。
文字通り火力に物を言わせて、着火剤なしでも素早く着火できます。
チャーシューやカツオの炙りなど、料理でも活躍するでしょう。

FIRE LIGHTERS 『ファイヤーライターズ』 難易度 星1.5

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マッチと同じ構造で点火しますが、もはや別アイテム。
火種でありながら、長時間(8-12分)燃え続けるため着火剤としても優秀です。
若干値段が高めですが、多くのキャンパー道具にレギュラー入りする気持ちもわかります。

ライター 難易度 星2.0

ド安定の熱源。
火口が伸びるタイプなら、風で火が手に触れて火傷することもなくなります。
オイルランタンやアルコールバーナーの点火にも安心安全!

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SOTO製品なら、カセットボンベやOD缶から燃料の補充ができて何回でも使えるのです。

ファイヤースターター 難易度 星5.0

サバイバル性を求めるなら、もちろんファイヤースターターから。
ガスバーナーとは真反対の考えで、火つけの行程もキャンプの楽しみとします。

「NHAM製品」なら大きな火花が出やすく、初心者でも使いやすいです。

火花からの着火は苦労しますが、火がついた時の達成感と充実感はとても大きいです。
強風や材料が湿って着かなければ、僕は諦めてライターで着火します。
燃料がいらず濡れてもすぐ使えるので、いざという時のために備えにしてもいいですよ。

予備として着火方法を複数用意しておけば安心です。

火口・着火剤は自分にあったものを使おう

火口・着火剤の持続力や熱量が弱いと、着火はできません。
特にオススメのものを難易度別に紹介します。

着火剤 難易度 星1.0

燃えやすさ・持続力バツグン!
語る必要もない程に頼もしい存在です。
簡便でありBBQでも広く使われる素材です。

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固形型なら、燃料の追加が簡単。
ロゴスの着火剤は防水性で、燃焼時間も13-17分と安定して使えます。

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ジェル型なら、必要分だけ調節して出せます。
固形燃料の様に、ボロボロとカスがでません。

牛乳パック 難易度 星2.0

思った以上に簡単に燃えるのが牛乳パック。
衛生的でない肉・色移りする野菜の使い捨てのまな板に使える地味に役立つアイテムです。
破って燃やせばOKなので、処理も楽ちんですよ。

麻糸 難易度 星3.0

縛れてペグをまとめたり、ギアの補強や、ほぐして着火にも使えて活用性が最大級です。

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麻の良いところは、微量の火花からでもつけられる点です。
ファイヤースターターとの相性バツグンです

湿気に左右されやすいので、ほぐした分はユニパックにしまっても良いですね。
持続力はないので火口として活用し、次の素材への繋ぎとしましょう。

杉の葉・松ぼっくり 難易度 星3.5

季節を選び、場所によります。
落ちてる素材なので、雨の後なら湿気って火が付きにくいです。
しかし樹脂が含まれているため、小さくても良く燃えます。

なにより、材料費ゼロ
大量に拾えば、それだけで炭も火起こしできる一攫千金ものです!
ただ杉の葉・松ぼっくりをあてにしすぎて、痛い目に合わないよう注意です。

木材から加工ファイヤースティック 難易度 星5.0

みんな憧れのファイヤースティック。

メリットは、火が着きやすい細い部分から持ちの良い太い部分まで一本で兼ねていること。
そしてキャンプ場で薪を買えば、着火剤なしで火起こしができます。
技術習得して、ぜひできるようになりたいですね。

しかし火を上手くつけるコツは、なにも一本につなげることにこだわらないことです。
細かい素材が出ればオッケーです。
小さな火口に上からふわりと被せれば、大きな火へと繋がります。

モーラナイフなら、バトニングやファイヤースティックができる良コスパのナイフです。
さらにフルタング製なら、柄頭でゴリゴリと木くずができて火口も作れますよ。

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さいごに

いつでも安定して火をつけるのは難しいと思います。

しかし火や薪・炭の特性を知って、焚き火アイテムを使いこなせれば失敗は減るでしょう。

焚き火のあるキャンプを楽しめれば幸いです。

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