チューブレス化は、ロードバイクのパンクリスク低減や快適性向上のメリットがあります。
新しく購入したCANYONのUltimateをセットアップする過程で感じた注意点や、おすすめアイテム、タイヤやシーラント使用時のポイントについて詳しく解説します。
チューブレスのメリット・デメリット
パンク リスクの低下や、快適性と地面抵抗の少ないチューブレス化。
デメリットは、チューブレス化の大変さやメンテナンス頻度の多さです。
ロングライドでは、振動を拾わないメリットをかなり感じます。
僕はメンテナンス頻度が高くなっても、チューブレスが好きです。
今回は新しく買ったCANYONのロードバイクを、チューブレス化していきましょう!
チューブレス化にかかった時間やオススメアイテム、シーラントの注意点を紹介します。
チューブレス化にかかった時間
チューブレスの導入で大変なのは、シーラント注入とビート上げです。
今回のチューブレス化は、片方のホイールで15分くらいでできました。
いつもならもっと時間がかかりますが、今回は良いタイヤのおかげで早かったです。
慣れるまではホイールが外せなかったり、シーラントがこぼれたりと苦労はあります。
しっかりと準備して臨んで下さいね!
CANYON ロードバイクは、クリンチャー装備で配送
キャニオンの完成車は、ホイールもタイヤもチューブレス対応ですがチューブ付きでした。
つまりクリンチャー仕様。
チューブレス化しない人には、どちらも選べるのがありがたいですね。
初期装備のチューブは、前後で種類・バルブの長さが違いました。
そして、バルブキャップの色も透明・黒と別です。
整備の問題はなかったですが、細かい部品となると海外らしさを感じます。
チューブレスレディで必要なもの
さあ、せっかくチューブレス対応なのでチューブレス化します。
必要な物はチューブレスバルブ、シーラント剤とリムテープです。
シーラント剤やリムテープは、後ほど詳細に語りたいと思います。
チューブについている、空気を入れるためのバルブ。
チューブレスでは、専用バルブを用意しなければなりません。
バルブは、CANYON完成車に付属していませんでした。
今回は、評判の良いパナレーサーのバルブを使ってみることにします。
ホイールと密着するゴムは、耐久性に不安がありそうです。
バルブキャップが、「バルブコア外し」になっているので外出時も便利ですね。
- ローハイト用…44mm
- スタンダード用…60mm
- ディープリム用…80mm
CANYON完成車には、リムテープは巻いてある
チューブレス化には、リムテープが必要です。
ホイールには穴が空いていますが、リムテープでシーラントを密封できます。
付属されたDT Swissホイールには、初めから巻いてありました。
チューブレス化がしやすくて便利ですね。
しっかりリムテープが貼ってあるかは、タイヤを外してみれば確認できます。
が、ここで問題が発生。
それについては、次回話していきたいと思います。
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Schwalbe Pro Oneタイヤは、初心者にもオススメできる
さてチューブレスの難関ともいえる「ビート上げ」。
並大抵の空気圧では無意味です。
バルブ装着後に、いつもの苦行を覚悟していました。
ひとまずシーラントを入れずに、ダメ元で通常の空気入れ。
なんと、スムーズにビート上げができるではないですか!
ホイールとタイヤの相性?それとも技術の進歩?
おそらく、Schwalbe タイヤの「フックレスリム」の影響が強そうです。
「フックレスリム」により、ビート上げもタイヤ外しもほぼ苦労なくできます。
これが苦労したチューブレス作業か!なんて簡単なんでしょう!
初めての方には、「Schwalbe Pro Oneタイヤ」をオススメします!
そろそろチューブレス用の空気入れを買わねばと思っていましたが、購入が遠のきました。
ビート上げとシーラント漏れがないと、チューブレス化がこんなに簡単になるんですね。
開封したシーラント剤には、使用寿命がある
さて今回のチューブレス化で感じたのは、シーラント剤の足の速さです。
以前タイヤのシーラント交換をしていなかったことで、ゴムの塊が異音を起こしました。
今回使用したのは、一年半ほど経つ開封済みのシーラントです。
シーラントボトル内に、スポンジカスみたいなものが沈んでいました。
空気と触れたシーラントが劣化したのでしょう。
コスパを考えて1000mL大容量ボトルを買いましたが、小分けが良いのかもしれません。
もしくは使った分だけ空気が入るボトルではなく、形がかわる袋状がいいですね。
生醤油と同じ考えです笑
今回は沈殿した塊を吸わないよう、シーラントの上澄みだけ吸うようにしました。
その分、タイヤ穴を塞ぐ粒子があまり取れませんでした。
早めの交換がよさそうですね。
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