みなさん、キャンプの朝はどのように過ごしていますか?
のんびりしたいけど、めんどくさい撤収が意外と時間をとって慌ててしまいますね。
僕は遅めに起きても、朝を快適に過ごせています。
モーニングルーティンを紹介し、皆さんが充実した朝になるヒントになればと思います。
朝ご飯からコーヒータイム、テント・寝袋や灰の後片付けのコツをお伝えします。
目覚めの準備
大自然に囲まれたキャンプは、鳥のさえずりや川のせせらぎで起きるのも良いですね。
僕は夜明けの日の光で起きれます。
自転車キャンプなら自転車移動もあるので、そのまま行動を開始します。
それ以外は、むしろガッツリ寝ます笑
睡眠を楽しむためにも、アイマスクと耳栓は欠かせません。
耳栓をすれば、鳥のさえずりや川のせせらぎで起こされません。
僕はテントのジッパーを開ける音は聞こえるので、他の人の気配はわかります。
さらに他の人を気にせず寝るには、「自衛方法のページ」を参考にして下さい。
体を起こすために 散歩と身支度
水を飲む
家でもですが起き抜けには、まずうがい・水を飲みます。
寝起きは口内の菌量が増えているので、うがいか歯磨きがおすすめです。
保冷剤代わりに凍らせたペットボトルが、日も変わって溶けて使えます。
新鮮な水は朝食の準備にも使えるので便利ですよ。
ストレッチ
こちらも家でもやるモーニングルーティンです。
凝り固まった筋肉をほぐれて、体が目覚めますよ!
特に僕は腰と股関節が硬いので、重点的に行います。
整体の方によると、筋肉量が多い男性はストレッチを入念にした方が良いとのことです。
お風呂上りもして、ケガのしにくい体にしてくださいね、
散歩
外の空気を味わうために、まず散歩をします。
朝に散歩をすると、あらためて自然でのキャンプを思い出し気分が良いです。
冬にはユニクロのウルトラライトダウンが手放せません。
特に眺めるのは、他のキャンパーさんの自慢のテントやキャンプ用品です。
皆さんのキャンプスタイルや工夫、なかには渋いアイテムや最新のギアは刺激になります。今は軍幕テントが渋くて購買欲が高まっています。あれカッコいいですよね。
そして目的地は洗い場です。ここで洗顔など身支度をします。
サイトに水タンクがあっても、テントや眠そうな顔を眺めるのが僕は好きで散歩します。
出歩きたくない方は、洗顔シートがおすすめですよ。
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帰る時間を左右する作業(寝袋の乾燥、テントの換気)
早めに作業しなければ、帰る時間が遅くなるものがあります。
それは寝袋の乾燥、テントの換気です。
体から出た水分を含んだ寝袋を、乾燥せずにしまうとカビるのでしっかり乾燥しましょう。
雨なら家に帰って乾燥させますが、寝袋を広げてしまう手間が増えます。
乾くまでに時間がかかります。
起きたらすぐに、タープの上に寝袋を裏返して干しましょう!
テントにもこもった湿気を逃がすために、入口を開放し換気して下さいね。
綿素材のテントは、朝露を含むととてもカビやすいです。
こちらも朝にできなければ、近くの公園で乾かすことになります。
裏技としては、焚火の熱で水分を飛ばす方法です。
綿素材は難燃性です。サーカスTCの下で焚き火をしても燃えた事がありません!
もちろんテントが燃えかねないので、あくまで自己責任ですよ!
(あと保管時にとっても焚き火クサくなります笑)
朝食の準備と料理
さて、ひと仕事を終えたら朝ごはんです!
昨日の残り物をガスバーナーで暖めます。
食べ物が傷みやすい夏は、ホットサンドメーカーでサンドイッチを作ります。
中身は保存が効く、チーズやベーコンを使います。
寒かったりテントを乾燥させないなら、朝に薪・炭で火起こしはしません。
着火に時間がかかるだけでなく、鎮火の時間もかかります。
すぐ使えて、すぐ撤収できるのがガスバーナーの良さですね。
また予備熱源だったアルコールストーブで、お湯も沸かします。
サンドイッチにインスタントスープがあれば、ご機嫌な朝食です。
アルストはもしもの熱源ですが、帰る直前なので惜しみなく使います。
同時に調理もできるので、時間短縮できますね。
なによりアルストを使いたい、というのもあります笑
アルコールストーブは軽くてコンパクトなので、登山や軽量キャンプにもオススメですよ!
朝のコーヒータイム
食事が終わったら朝のコーヒーです。
朝食の準備で、多めに沸かしたお湯を使います。
いかに他の作業を短縮するかで、楽しめる時間も変わります!
おすすめは一分半で抽出できて、とても美味しいエアロプレスです。
自然の景色や、愛用のキャンプ道具に囲まれながらのコーヒーは格別ですよ!
食器・テント周りの片付け
食器の片付け
食器の片付けの目標は、汚れが布類につかないことです。
僕は家に帰ってから、食器は本洗いをします。
家の洗剤でガッツリ泡立てたいし、ちゃんと乾燥させたいという気分的な問題ですね。
まずは脂っぽい皿をキッチンペーパーで拭きます。
ベタベタのお皿ってどうしても苦手です。ここで夕飯の食器を一気に片付けることも。
そしてアルコールシートで、手軽にチャッチャと拭いて仕上げます。
食器を汚れたまま家に持ち帰るなら、汚れ移りしにくい防水バックがおすすめですよ。
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火消し、灰の処理
あまり朝はしませんが、冬の寒い日は焚火がしたくなりますね。
でも自然に焚き火が燃えきるには、2-3時間かかることもあります。
朝の撤収に時間がかかる原因の一つですね。
アルミホイルで包めば、炭を窒息させ鎮火できます!
さらに一度火がついた炭は再着火しやすいので、次のキャンプにも使えますね。
火起こし器とセットの火消し壺もおすすめですよ。
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テント類の片付け、点検
テントやタープ等の大きなキャンプ用品にも撤収するコツがあります。
まずはタープは残しておき、まずはテントを片付けます。
これなら日が照っている中でも、タープ下で気楽にテントをたためます。
この時に汚れや消耗具合を点検すれば、次に使いたい時に困りません。
またワンポールテントは設営以上に片付けが簡単ですよ!
コットがあれば寝袋やマットを畳むことも、一時的な荷物置きにもできます。
早めにテントから出して、枕やマットを乾燥させてもいいですね。
そしてビニールシートがあれば、芝生や枯葉などでテントを汚さずに設営・撤収できます。
地面につけたくない荷物置き場にもいいですね。
そしてワゴンがあればいちいち車に運ぶ必要もなく、一気に運べて簡単です。
重くても車と家の往復だって楽チンですね。
付属品でテーブルになるタイプがオススメです。
ゴミ処理・清掃と忘れ物チェック
ゴミ処理・清掃はしっかりと行います。
環境保護っていうのはバカにできないです。
昔はできた直火の焚火も、マナーの問題で禁止になってきています。
キャンプは自然の中ですから、ゴミでキャンプできる場所を潰すわけにはいきません。
お気に入りのキャンプサイトが、マナー違反で運営不可になったら悲しいですからね!
燃えカスは拾って、夜に気づかなかったゴミも拾います。
ゴミの分別をして、ゴミ捨て場がなければ家に持ち帰らないとですね。
ポールやペグを立てた跡は、次の人のために消しておきます。
自分や友達が次の使用者と思ってやると捗りますよ!
そしてキャンプ道具の数だけ、忘れ物やなくし物が増えます。
いつも同じ収納場所に入れると、物をなくしにくくなりますよ!
ペグやロープは土や木に隠れて忘れやすいので、特に入念にチェックしましょう!
さいごに
いかがでしたか?
僕はこのモーニングルーティンで、遅く起きても他のキャンパーより早く撤収できます。
ゆったりする時間も増えますよ!
さて帰って洗うものは、皿と洗濯物なのでもう一踏ん張りです。
食洗機が欲しくなりますね!笑