ロードバイク

【練習法】メンテナンスとテクニックが鍵!初心者がロードバイクで転倒しないには|ペダル、青クリート

ロードバイクでライド中、ペダルが外せないで転倒!
初心者で皆経験しますが、今すぐできるメンテナンスや乗り方テクニックで防げます。
転ぶ対策は、車体を守るためにも必要な技術です!

  • ペダルの固定力を、調整ボルトでセッティングする。
  • 外し方の変わるクリートを選ぶ(青クリートSDPペダル等)
  • 緩い速度に慣れる、おすすめの練習法(スタンディング、8の字等)。

前半はシマノのSPD-SLクリートの話となります。他社クリートの方はご了承下さい。

調節ボルトで、ペダルを外しやすくする

聞いたことのない言葉かもしれませんが、操作は簡単です。
調節ボトルを弄ると、クリートの固定力を変えられます。

ペダルの調整ボルトを2.5mm六角レンチで(y)(z)方向に回すことができる。それにあわせてインジケーターの値も上下する。出典:SHIMANO

つまりバネの固定力を下げることで、リリースにかかる力を弱めて外しやすくします。
これでクリートが外しやすくなり、自転車ごと転びにくくなりますね。
ペダルの穴を、2.5mm六角レンチで回すと調節できます。

(y) 反時計回り→固定力を弱く、外しやすく
(z) 時計回り→固定力を強く、外しにくく

調節の強弱が、後ろの「インジケーター」で確認できます。
もちろん極端な設定は、走行中に外れる・全く外れないデメリットがあります。

外し慣れない右側を、少し解放しやすくする人もいます(メーカーは均等を推奨)。
人通りのない道や広場で、まずは着脱を試してください!

青色クリートを使う、消耗したクリートを替える

黄色クリートと青色クリートを比較している。出典:SHIMANO

初心者はシマノのSPD-SLクリートだと、黄色クリート以外は薦められなかったのでは。
ペダリングが固まっていないと、膝関節を痛めやすいからです。
クリートの外しやすさという面からみれば、青色クリートがオススメです。

  • 黄色クリート:遊びの角度範囲が6度(左右に3度)
  • 青色クリート:遊びの角度範囲が2度(左右に1度)

フロートレンジが広いと、外すにはさらに大きい角度までひねる必要があります。
青クリートは遊びが少ない分、外すのが容易になります!

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実績に僕は青クリートに変えても、全く関節に問題がなかったです。
そして想像以上にクリートを素早く外せるようになりました
またダンシングで力が逃げる感覚がなくなったのも大きいですね。

消耗品なので交換を気に、一度青クリートを試して見てはいかがでしょうか。
解除が重く感じる場合は、クリートが消耗しているかもしれません。
交換基準ラインを超えたら交換を!

出典:SHIMANO

とはいえ、プロでも黄色クリートを使います。
実際に装着して試してみるのが一番ですね。
膝の柔軟性やフォームに合わせて、青クリートを選んで下さい。

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SPDペダルは、外しやすく転びにくい(ゆるポタ、初心者に)

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上でお伝えの通り、「SPD-SLペダル」は固定力があり力の伝達がしやすいです。
その分転びやすいです。
その点、「SPDペダル」は外しやすいので、初心者には特にオススメです。

やはり力が伝わりにくいので、スピードはでにくいですね。
しかし歩きやすいだけでなく、デザイン性の良い靴が豊富です。

観光やカフェ巡り重視なら、SPDペダルの出番です。

初心者におすすめ練習3選(テクニック向上)

どの練習も、転倒をしやすい場面を想定しています。
どの練習も、人や車の来ない庭や広場などで行ってくださいね。
まずは普通の靴で練習しましょう。

転びにくい徐行や、安定したスタンディングを学ぶ

自転車は、スピードが出ていれば安定します(ジャイロ効果)。
逆に自転車で一番転びやすいのは、徐行や急な停止時です。
僕も急な赤信号やトレインが詰まった時に、良く転びました。

ロードバイクはホイールが細いので、一般自転車より不安定です。
車体を安定させるには、スタンディングを学ぶことです。
実際に僕はスタンディングを学ぶことで、各段に転ぶことが少なくなりました。

赤信号など停止時に、ドヤ顔で積極的にやるのではありません
動画でも伝えている通り、車に迷惑をかけてしまします。
咄嗟の急ブレーキでも、クリートを外す時間を稼ぐのです。

コツはブレーキをかけたまま、ペダルでトルクをかけることです。

8の字練習で、さらにテクニック向上させる

カーブ時も車体が傾き、転びやすいです。
これは曲がる速度と車体の入射角度が、釣り合っていないことが原因です。

スピードが違えば、車体の傾きも変えるのが正しいです。
モーターバイクほど物凄いスピードなら、膝がすれる程に傾けるのは知っているでしょう。
逆に緩い速度ほど、傾きは緩くなります。

8の字練習で、様々なスピードでの傾けるバランス感覚をつかみましょう。
自分のテクニックで曲がる限界を知ることもできます。

ツールボトルだけでなく、靴を目標にしてもいいですね。
砂利など、タイヤが滑る場所は避けましょう。

コツは、曲がる時の目線ライン取りです。

慣れない右側から、ロードバイクの乗り降りを練習する

簡単すぎる練習ですが、舐めたものではありません!
基本的に自転車の乗り降りは、左側からが多いです(日本は左側通行のため)。

僕は始め右側ばかりに倒れました。
これは、右側からの乗り降りに慣れていないからです。
クリートも右側を先に外したことがないのでは。

とっさの時にでるのは、練習した経験です。
不安なら支えがある場所でやって下さいね。

さいごに

以上が転ばないために学んだことになります。

メンテナンス面、テクニック面どちらも重要です。
実際に倒れてしまった場合は、ディレーラーの故障も考えられます。

また今回は紹介していませんが、タイヤのグリップ力がなくなっている可能性も。
コンチネンタルのグランプリ5000がオススメです。

スマートなライドを楽しんで下さいね。

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