オピネルナイフを一度は見聞きしたことがある方も多いでしょう。
でもなぜこんなにも有名なのか判らない、そんなあなたにお伝えします!
世界中で100年以上使われ続けているのには、理由があります。
- 「世界で最も美しい100のプロダクト」に選ばれた、飽きのこないナイフ。
- デザイン・収納性・切れ味・値段の、すべてのバランスが良いナイフです!
- 刃や木製グリップは、自分好みに合わせて選べます!
- 子供の初ナイフや入門用、キャンプなどアウトドアの調理用と使用用途は様々!
サイズの選び方や、使い方、洗い方、メンテナンス方法を紹介します。
オピネルナイフ ステンレススチール, カーボンスチール No.6, 7, 8, 9, 10, 12
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オピネルナイフとは
そもそもオピネルナイフは、1890年にフランスでジョセフ・オピネルにより誕生しました。
当時最新技術により作られたナイフは、その後No.1ー1のサイズ展開されました。
代々引き継がれるその姿は、今もなお変わることのない伝統的なデザインです。
現在もほとんどのアイテムは、創設されたサヴォワ地域で製造されています。
信頼できるデザインでありながら、誰でも手に入りやすい値段となっております。
子供でも扱い易いため、初めてのナイフやプレゼントとしても喜ばれるでしょう。
オピネルナイフの構造・刃やハンドルは自分好みを選択できる!
オピネルナイフはポケットナイフであり、折りたためて収納性が高いです。
オピネルナイフは、5つの部位で構成されています。
①刃
②固定口金
③木製ハンドル
④固定用リベット
⑤ビロブロック®
収納時は刃を手元のハンドルに仕舞うため、畳むときには手を切らないように注意です!
⑤のロック機構で固定されるため、使う時も収納時も刃が動くことがありません。
刃は2種類から選べる
刃はステンレススチール製とカーボンスチール製があります。
「ステンレススチール製」は錆びにくく、メンテナンスは少ないです。
キャンプなどアウトドアや、入門用としてもうってつけですね!
「カーボンスチール製」は錆びやすいですが、メンテナンスすれば非常に鋭い切れ味となります。
鋭い切れ味を求める方や、メンテナンス自体が好きな方に好まれます。
魚捌きには向かないなど扱いは難しいので、上級者向けの素材となります。
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横着な僕はステンレススチール製を選びました(笑)
木製ハンドルも好みから選べる
基本的にはブナ材が使われていますが、他の素材も選択できます。
「オーク材」はやや重いですが、重厚で傷つきにくく耐久性が高いです。
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「ウォールナット材」は油分を含むためツヤがあり、使い込むことで風合いが変わります。
「オリーブ材」は美しい木材が特徴的で、滑らかな表面で肌触りが良いです。
シデ材作られた「Coloramaシリーズ」は、様々なカラーバリエーションがあります。
好みの色や他アイテムの色に合わせられますよ!
「Coloramaシリーズ」はNo.6, 7, 8、それ以外はNo.6, 7のサイズ展開です。
サイズ紹介・サイズの選び方
アウトドアに使えるNo.6, 7, 8, 9, 10, 12の、ステンレススチール6種類を紹介します。
基本的に野菜や魚を捌くのには、大きいサイズがいいでしょう。
もちろん小さいサイズほど、持ち運びが楽になります。
ご自身がどういったシチュエーションで主に使うのか考えて選んで下さい!
サイズNo.6
• サイズ:刃渡り約73mm
• 重 量:約30g
紙幣の縦幅くらいの長さです。
お財布より小さいですね。
細いロープを切ったり、袋を開封するのに良いですね。
サイズNo.7
• サイズ:刃渡り約80mm
• 重 量:約36g
ペティナイフとして使えるサイズです。
玉ねぎの根をくり抜いたり、果物を切るのにちょうど良い!
手のひらが小さい方は、こちらをどうぞ。
サイズNo.8
• サイズ:刃渡り約85mm
• 重 量:約46g
スタンダードサイズです。
海外キャンパーに人気の定番モデルとなっています。
手に馴染みやすく、持ち運びと使い勝手のバランスが良いですね。
ガーデニングや彫刻など、様々なシーンで活躍します。
サイズNo.9
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• サイズ:刃渡り約90mm
• 重 量:約57g
日本ではこのサイズもかなりの人気です。
基本的な調理に使えるので、キャンプなどのアウトドアシーンで使えます。
木を削って着火剤にしたり、細い枝を切ることもできます。
(衛生面から食用と分けましょう)
サイズNo.10
• サイズ:刃渡り約100mm
• 重 量:約75g
包丁の代わりとしても活躍します。
やや大きめのサイズで、キャンプグローブを着けたままでも使えますよ。
手のひらが大きい人はこちらもどうぞ。
サイズNo.12
• サイズ:刃渡り約120mm
• 重 量:約115g
オピネルナイフで最大サイズとなります。
肉を加工したり、大きい魚を捌くには良いサイズでしょう。
ステーキナイフとしても活躍するでしょう。
それ以上のサイズを求める方は包丁
大きなサイズを求める方にピッタリのアイテムがありますよ。
それは包丁です!(笑)
大きく扱い慣れた刃物で、押し切りや引き切りもできる!
野菜も肉も魚も捌けるなんて、とっても良い刃物です。
あまりアウトドアに馴染みませんが、オシャレな収納ケースで雰囲気良くなりますよ。
どの刃物も銃刀法違反になりますので、無意味に持ち歩くのは止めましょう!
オピネルナイフを買ってのインプレ|全てのバランスが良い
僕はステンレススチール製の、No.9サイズを購入しました。
4年間使っての感想・インプレとなります。
オピネルナイフはデザイン・価格・収納性・切れ味すべてのバランスが良いです!
デザインが良い
なによりも刃の曲線が格好良く、木製グリップの風合いがアウトドアに良く馴染みます。
100年以上も愛され続け、飽きのこないデザインですね。
イギリス国立のヴィクトリア&アルバート博物館による、
「世界で最も美しい100のプロダクト」に選出されたこともあります。
オピネルナイフを使いたいがために、アウトドアで調理することになります(笑)
蜜蝋ワックスを塗ると綺麗に馴染み、撥水効果もありますよ。
収納性が良いが、洗い方には注意が必要
シースナイフや包丁は丈夫ですが、畳めません。
オピネルナイフは折りたたみナイフのため、収納バッグの隅に入るサイズとなります。
取り扱いの難しい刃物が、ワンタッチでしまえるのは本当に安心です。
水で膨張し、開かなくなる木製グリップ
木製グリップを水に濡らすと、膨張して開閉が固くなります!
この状態で無理矢理開こうとすると、爪が痛くなります。
公式の洗い方としては、グリップ部分を避けるように刃を水洗を洗います。
またグリップは濡れた布で拭き、すぐに乾いた布で拭きます。
といっても僕は、キャンプでそんな丁寧に使っていません(笑)
濡れても開けるコツとしては、刃先側のグリップを刃が当たらないように叩くと慣性で歯が飛び出します。
叩く台もグリップも傷つけますので、なるべく乾燥してから開けるといいでしょう。
家では丸洗いして、包丁収納スペースで開いたままで乾燥しています。
また何度も使っていると、馴染んでスムーズに開くようですよ。
開封時の切れ味も良かった、メンテナンス方法も紹介
野菜も果物もスパスパ切れる
玉ねぎ、ニンジン、じゃがいも、どれでも簡単に切れます!
果物の皮剥きは包丁より簡単なので、家でも住み分けができています!
鶏肉の筋は抵抗感を感じますが、これは僕の研ぎ方でしょう。
重さがないので、基本的に引き切りになります。
刃に広がりのないフルフラットグラインドのため、野菜が引っ付くのが玉にキズです。
刃先が曲線を描いて格好良いですが、上向きに尖っているので何かに引っ掛けないよう注意です!
調理に慣れていれば、果物の要領で手のひらで玉ねぎが切れます。
簡単な調理ならキャンプでまな板を持っていく必要がないですし、家で横着したい時も洗い方が少なく便利ですよ!
とはいえオピネルナイフは、木製のまな板・皿と親和性がかなり高いのでキャンプでの雰囲気作りに一役買います!
開封時の切れ味
僕のオピネルナイフは、開封時でも問題なく野菜を切ることができました!
Amazonのレビューを見ていると、開封時に刃触りがザラザラする個体もあるようです。
包丁と同様に、長く使うにはメンテナンスが必要です。
いずれ学ぶ技術で、失敗もできる値段なのでここで練習しましょう!
オススメは「刃の黒幕 オレンジ 中砥 #1000」です。
調理人でなければ、これ一つで十分でしょう。
バトニングをしたい方はオピネルでは刃が欠けるので、モーラナイフをどうぞ!
高クオリティで低価格
キャンプ用品は何かと値が張るものが多いです。
良い商品は値段も良く、ナイフでも高いアイテムが多いです。
オピネルナイフはデザイン・収納性・切れ味、どれも優秀なのに二千円台で買えます!
安いので使い方を学ぶには良いアイテムですね。
研ぎに失敗してもそれも学びです!
アウトドアだけでなく、家庭でも使える逸品を買ってみてはいかがでしょうか。