「キャンプは好き。でも日焼けは嫌い!」
そんな理由で家族から断られた経験、ありませんか?
実は紫外線って肌の老化を加速させるだけでなく、体を疲れやすくさせます。
今回は、キャンプ中でも簡単にできる紫外線対策と、おすすめキャンプ用品をご紹介します。
紫外線から家族守れるのはあなたです!
紫外線を防ぐべき2つの理由(キャンプ疲れと老化の加速)
疲れは目や皮膚からくる
昔は紫外線なんていいやと思いつつ、若干気になる年頃です。
日焼けで肌が赤く痛い、真っ黒になるのは子供も知っていることですね。
紫外線は、皮膚や目の病気に関連しています。
実は皮膚の炎症や疲労物質(活性酸素)が溜まり、疲れる原因となります。
日に当たって疲れる経験がある方も多いのでは?
できれば活発的にキャンプをしたいですよね!
「光老化」は対策できる
そして、日焼けによるシミと皺。これもよく聞く言葉ですね。
ご老人になってから増えるとイメージしますが、なにも自然な加齢だけではありません。
Resolvemos 🧐
Como muchos anticipasteis ayer, se trata de una dermatoheliosis unilateral provocada por la exposición crónica al sol. Contamos un poco más sobre el caso🧵🔻 pic.twitter.com/m6UcmGfW2G
— Pasión por la Anatomía (@PasionAnatomia) August 5, 2020
画像の男性は、顔の左半身だけ皺が増えています。
顔の左右で、10歳は違うように見えますね。
まるで「タイム風呂敷」を片側だけ被せたよう。
彼はバスの運転手です。
毎日車で、窓側だけ太陽光を浴び続けた結果、顔半分だけ老けて見えるように。
これは紫外線による「光老化」といいます。
年齢を重ねて老化することも抵抗がありますが、歳以上に見られるのは嫌ですよね。
これは紫外線対策をしっかりすれば防げます。
若くハツラツとした印象で見られたいですし、お互い良い歳の取っていきたいですね!
いつ・どこのキャンプ場を選ぶか
春や秋キャンプも紫外線は多い
特に強くなる時期は、6-8月です。
やはり夏のキャンプでは、日焼けに気をつけたいものです。
しかし、暑い=「赤外線」が強い時です。
軽い曇りでは涼しくても、80%も紫外線が通過していると言われます。
たとえ暑くなくても紫外線は浴びています。ご注意を!
そして私たちは4月から9月で多くの紫外線を浴びています(1年のうち70-80%)。
春や秋のキャンプでも日焼けします。一番いい時期ですね。
しっかり日焼け対策をしましょう!
高原や西日本で紫外線は強い傾向
高原のキャンプは涼しいですが、紫外線の量は平地より多いです。
(標高1000m高くなると、紫外線量は10-12%増える)
また地域的には、低緯度ほど紫外線が強いです。
ここはイメージ通りですね。
沖縄や九州地方のキャンプ場では、より日焼け対策が必要です。
以上から、東北や北海道の低地にあるキャンプ場ほど紫外線は少ないです。
詳しくは気象庁の「紫外線情報(分布図)」にて確認したてください!
キャンプに最適!汗・水に強いおすすめ日焼け止め
ローション等で日焼けした皮膚の痛みの軽減にはなります。
しかし、皮膚の老化や皮膚がんなどの長期的な予防効果にはつながりません。男女関係なし。
衣類に覆われていない部分(鼻の頭 、 肩 、 背中の上部など)は念入りに塗りましょう!
また汗やタオルで拭うと効果が弱まります。2-3時間毎に塗り直しが理想です。
最強の日焼け止め
アウトドアで使うなら、最強の日焼け止め!
おすすめは「ニベアUV ディープ プロテクト & ケア ジェル」です。
効果は、SPF50+/PA++++と文句なしの最強クラス!
他の日焼け止めにある「モッタリ感」がなく、良く肌で伸びます。いい。
また防水性で汗でも落ちにくいです(塗り直しはしましょう)。
川や湖でアクティビティをするなら、ぜひ欲しいニベアの日焼け止めです!
敏感肌や子供には「紫外線吸収剤フリー」
上の日焼け止めは効果が強いものの、かぶれる方もいます。
こちらはアレルギーを起こすことが少なく、肌が荒れやすい方や子供にも使いやすいです。
日焼け止めで肌がかぶれやすい方、お子さんとのファミリーキャンプにも安心!
塗った所が白く浮く「ノンケミカル」ですが、こちらは白く浮きにくいと評判です!
寝る前はクレンジングオイルで洗浄
防水性の日焼け止めは、シャワーや洗剤で落ちにくいものです。
日焼け止めの落とし忘れが、肌の荒れの原因になることも。
実は僕も、適当に洗ってガサガサになりました。
男性でもクレンジングオイルを使って違和感のない時代です。
ぜひともご使用を!
ワイルドな方は、オリーブオイルを代用してもよいかと!
キャンプでできる紫外線 対策グッズ
1番紫外線を浴びる時間帯は、正午を挟む10時-14時です。
この時間にアクティビティなどで日照りを浴びるなら、対策グッズが欲しいですね。
1つだけでは十分でないことがあります。日焼け止め含め複数を組み合わせるのがベスト!
夏用の長袖インナー
衣類は、織り目がしっかりしたものを選ぶと良いですね。
生地を太陽に透かして、光が漏れにくい衣類が紫外線カット率も高いです。
しかし、通気性や吸汗性を犠牲にしてることもあるため、無理のない範囲で。
前置きと打って変わって紹介するのは、長袖のインナーです。
長袖は暑い?いえいえ。
ロードバイクで超有名な「おたふく」製は、スポーツでも使用できる夏用インナーです。
体部分はメッシュ素材で、圧迫感(コンプレッション)の少ないゆったり感と通気性。
腕部分はしっかりフィットで、紫外線軽減と速乾・吸汗性。
アクティブに動きながらも、締め付けの少ない服装は快適です。
UV加工の帽子・キャップ
テントの設営には直射日光を受けます。
昼からテントもタープも設営するなら、帽子があると便利ですね。
できるだけ幅の広いものを選びたいものです。
昔からある麦わら帽子もかなり効果があります。
夏の風情もあっていいですね。
アニメの影響で、子供も着けてくれやすいかも?
アウトドアで人気なのが、NORTH FACEのホライズンハット。
UV対策(UPF15-30、紫外線カット率85%以上)と優秀!
メッシュのベンチレーションで、熱がこもりにくいです。
撥水性もあるので、年中役立つアイテムです。
おしゃれなバリエーションも多いのでぜひ確認してみてください。
“色が薄め”のサングラス
サングラスは、眼に入る紫外線の量を最大90%カットできます。
「色が濃い」ものは瞳孔が開き、紫外線が侵入しやすく危険なこともあります。
レンズは大きさのあるものを選びたいです。帽子と合わせるとなおgood!
コールマンのサングラスは約2千円でUV加工つき。色の薄いレンズです。
そしてギラつきが抑えられる「偏光レンズ」で、目が疲れにくい。
メガネの上からかけられるタイプもありますよ。
アウトドア用パラソル・日傘
ふらっと行くなら、日傘やパラソルを。
ワンタッチで広げられて設営簡単。
ペグがさせない海辺、グラウンドでの観戦にも役立ちますね!
キャプテンスタッグのパラソルは、直径2mでちょうどいいサイズ。
ボタン1つでカサ部分を傾けられ、西日や強風にも対応できます。
もちろん紫外線をカットするコーティング付き。
テントやタープ設営時に、子どもや奥さんの待機場所に使うと紳士的かも?
UVに強いのテントやタープとは?
タープやテントが手っ取り早い紫外線対策になりますね。
日影では日向と比べ、約50%紫外線がカットできます。
あとは日焼け止め等で対策を!
生地としては、ポリエステル素材がほぼ紫外線を遮断してくれます。
空気中の拡散や地面の反射があるため、覆える形の「テント類」が優秀でしょう。
それを踏まえた、おすすめのテント類はこちら!
Coleman テント タフスクリーン2ルームハウス MDX 4人用
テント内だけでなく、リビング部分も覆えるのが「2ルームハウス」。
活動スペース全てが日陰となるのが魅力ですね。もう家のよう!
天候によっては、通気性の良いメッシュ素材にかえられるのもいいですね。
虫も侵入できないので、野外が苦手な初心者におすすめしたいです。
4~5人で使えるので、子供との家族キャンプにもいかが?
テンマクデザイン サーカスTC
僕の大好きなテント「サーカスTC」。
綿素材に、紫外線カット率の高いポリエステル素材が混合されています。
そして織り目が詰まっているため、「建物の下にいるような濃い日陰」です!
ティピーテントは、構造的に風にも強いです。
そして火の粉に強い!冬は薪ストーブをいれて「おこもりキャンプ」ができます。
夏も冬も使いやすいこちらのテントは、様々なシチュエーションで使いたい方向けです。

DOD(ディーオーディー) いつかのタープ
なんと紫外線カット率が90%以上の人気タープ。
ポリエステル素材ですが、UV加工がされて強化されているようです。
防水性や耐久性もしっかりしています。
ヘキサタープってカッコいいですよね。
通常の設営だけでなく、テントと隙間なく建てられる「小川張り」が付属品でできます。
これならテントの行き来で紫外線や雨にさらされませんね!
まとめ
紫外線は、日焼けや老化だけでなく、疲労や体調不良の原因にもなります。
「春、夏、秋」のキャンプでは油断せず、しっかりと対策をしましょう。
今回紹介した高性能の日焼け止めや紫外線対策グッズ、さらにはUVに強いテント・タープを上手に活用することで、家族みんなが安心してアウトドアを楽しめます。
自然の中でリフレッシュするキャンプだからこそ、「楽しかった!」で終わりたいものです。
肌も目も、家族も守っていい思い出を作りましょう!

