固形燃料を活かすには、相性の良いキャンプギアや活用シーンを知ることが大切です。
「ゴトクは何を使えばいい?」そんな疑問もこの記事を読めばスッキリ解決します!
キャンプ飯や自転車旅でしっかり使えるギアとアイデアをまとめてご紹介します。

相性の良いおすすめギア紹介
固形燃料を使うなら、まず必要なのがメスティンなどを支える「ゴトク」。
さらに、熱による焦げつきや安全面から「受け皿」もあると便利(100均でも購入可)。
固形燃料のメリットを生かした、一緒に使いたいキャンプ用品をご紹介します。
【防風・ゴトク】ミュニーク メッシュストーブ
薄い板状のデザインで、カップ内に入るコンパクトさなのにゴトクとして機能。
メッシュ部分が防風になります。火が揺らめくのを見えるのもいい!
別途「受け皿」が欲しくなりますが、アルミテーブルや岩肌なら関係なし。
高さがあるため火との距離感が良く、熱の伝わりが良いのもポイント。
軽量・収納性を求める方におすすめのキャンプ用品です。
その高さや内径が、ちょうど「アルコールストーブ」にも使えるのがまた最高。
わずか17gと超軽量で、固形燃料のメリットを最大限に活かすキャンプ用品です。
ガスバーナー以外の熱源を使うなら、装備して損しないアイテムですよ!
【防風・ゴトク・受け皿】エスビット ポケットストーブ
折りたたんでコンパクトに収納でき、ソロキャンプ用として定番の一品です。
100均でもあるギアですが、エスビットは耐久力があるので使い倒しましょう。
その中でも特におすすめなのが、「ミディアムWS」です。
標準の受け皿・ゴトクに加え、防風となるウインドシールドが装備されています。
重さは最低107gとありますが、安定性・風防性能を求める方におすすめです。
キャプテンスタッグ スマートグリル B6型
「お賽銭」のような見た目の焚き火台。このサイズがかわいいんですよね。
3方向に防風と、もちろんゴトクと受け皿機能あり。重さは760gとあります。
その分、固形燃料だけでなく落ちた枝や炭も燃料とできる大きさです。
こちらは金網が付いてくるので、ソロキャンプで簡単に焼肉を楽しめます。家でもいい!
さらには炭受けが3段階に上下し、ニチネン製の大型の固形燃料にも活用できます。
クッカーやメスティンだけでなく、調理やキャンプ飯の幅を広げたい方におすすめです。

固形燃料の使い方・活用シーン
ロードバイク旅でのラーメン
コンビニで食事も美味しいですが、あえて郊外の田舎道に探検が面白い。
これが楽しみで長距離も頑張れますし、ラーメンの塩味が嬉しいんですよね。
必要なのは、ほんの数個の固形燃料とクッカー、ゴトク類のギア。
1.5Lのサドルバッグに全部入ります。軽量でかさばらず、自転車との相性バツグン。
水はボトルに入れておけばOK。河原なら調理も安心ですね。
もちろん登山でもできます。受け皿は欲しいですね。
クッカーには「エバニュー チタンポット」がおすすめです。75gと軽い。
底の溝が「ミュニークメッシュ」とシンデレラフィットし、使いまわしのいいサイズ!
メスティンでの炊飯
焚き火などでメイン料理に夢中になってても、ほぼ放置で炊飯できるのは助かります。
慣れたらサンマやサバ缶で、炊き込みご飯にも挑戦してみては?
メスティンはゴトクや固形燃料に加え、ちょっとした「ツール収納ボックス」になります。
100均メスティンもありますが、トランギア製は丈夫で沸騰に耐える密封性です。
トランギア+固形燃料は、初心者からキャンプ飯を始めるのにもおすすめできます。
お湯を沸かす(コーヒー、スープ用)
固形燃料で湯沸かしして、ズボラ飯はいかが?アルファ米、スープ、コーヒーができます。
もっとも簡単な固形燃料の使い方ですね。
たまには張り切らないキャンプもしてみては?
お湯500mLは約10分で沸かすことが出来ます。
登山など、高所では沸騰温度が低いのでご注意を。

固形燃料は“使い方次第”でキャンプがもっと自由になる
固形燃料は、ゴトク・防風・受け皿などと組み合わせることで、機能を発揮します。
調理・湯沸かし・ラーメン…軽量装備で旅の幅がぐんと広がる使い方ばかり。
特に「ロードバイクや登山など、荷物を最小限にしたい方」には最高の相棒になります。
火起こし・予備燃料・メイン調理と、使い分けることで失敗も減り、キャンプがもっと楽しくなりますよ!
【関連記事(固形燃料キャンプ活用術シリーズ)】
- 第1回:固形燃料の基本とメリット
- 第2回:デメリットと対策・おすすめアイテム
- 第3回:おすすめギアと活用シーン
