固形燃料をキャンプで使ったことはありますか?
軽量で扱いやすく、登山・自転車キャンプに最適な熱源です。
初心者でも安心して使える理由と、おすすめの使い方をわかりやすく解説してきます!
固形燃料とは?軽量キャンプにおすすめな理由
旅館の鍋料理で見かけたことがある方も多いかもしれません。
主にメタノール等のアルコールが使われており、ジェル状やブロック状の製品が主流です。
そしてキャンプなどの、アウトドア用品としても活躍しています。
固形燃料のメリットは、軽量性・コンパクト性・取り扱いの簡単さ!(詳細は下記にて)
ソロキャンプや登山、そして自転車旅など「荷物を減らしたい」場面で真価を発揮します。
多くの方がイメージするのは、「青くてキャンドルの様な筒型」。
実は色んなサイズやデザインのものがあるんです。
詳しい使い分けは、次回ページでご確認ください!
特徴とメリットをわかりやすく解説
軽量・コンパクト
まず、他の火器との比較をしてみましょう。
- アルコールストーブ本体:約100g+ 燃料30-40g
- ガスバーナー(OB缶):約200g(空の缶でも100gほど)
- 固形燃料(1個あたり):約25〜30g
固形燃料は数個持っていっても、全体で100g前後。しかも手のひらサイズ。
軽量・コンパクトが良しとされる登山(低山)や、自転車キャンプにおすすめです。
手のひらサイズで、数個持ち歩いてもほとんど荷物になりません。
火の扱いが苦手な人でも使い方簡単
チャッカマンで火をつけて、基本的に放置するだけ。
談笑しながらご飯を食べ進めると、いつの間にか料理が炊き上がってるイメージですね。
それくらい簡単。
燃料はアルコールのため、ライターやマッチで簡単に着火できます。
そして一定の熱量で安定します。キャンプ飯も楽チン。
炊きすぎた場合には、火から鍋をおろすだけなので初心者にも扱いやすいですよ!
事前準備やメンテナンスがいらない
必要なものをリストアップしたり、メンテナンスの手間も。
「ガスバーナー」では残量を確認する必要があります。
ガス缶が軽くなったし、もう1つ持っていこうかな?
キャンプ前には、いつも気になります。
「アルコールストーブ」では、基本的に小分け用ボトルでアルコールを持ち運びます。
保管用の大きなボトルから、燃料を入れ直します。
口が細いから、たまに零しちゃうんですよね。
固形燃料では燃料を詰め替えたり、ガス缶の残量を気にする必要がありません。
だって必要な数を取り出して、バッグに入れるだけの手間要らず。
さっと準備できるし、メンテナンスがないのがいいですね。
初心者・子どもでも安心な火器
ガス缶は車の中で放置すると、膨張して爆発する恐れがあります。
アルストを倒して、火のついた燃料を零す可能性も。僕もヒヤッとしたことが。
そういった意味では、固形燃料は爆発の危険性も少なく、零す心配もありません。
そして燃え尽きたらアルミ紙を捨てるだけ。捨てるのも簡単。
火器なので注意は必要ですが、それでも初心者・子どもでも使いやすい最小の熱源です。
固形燃料が向いている人・おすすめシーンまとめ
軽量でコンパクトなため、持ち運びが簡単な固形燃料。
特におすすめな方が以下の方です。
- 登山・低山ハイキングで軽量化を目指す方
- 自転車キャンプ・ロードバイク旅で、装備をコンパクトにしたい方
- ソロキャンプでの簡単なキャンプ飯を楽しみたい方
- 初心者でも安心して使える火器が欲しい方
- 準備や後片付けを手軽に済ませたい方
固形燃料の魅力、伝わったでしょうか?
もちろん、ガスバーナーやアルコールストーブにもそれぞれの良さがあります。
あなたに合った「熱源」を選ぶためにも、ぜひ次の記事もご覧ください!


まとめ
固形燃料は、「軽量・コンパクト・扱いやすい」三拍子そろったキャンプの味方。
特に登山や自転車キャンプなど、荷物を少しでも減らしたい場面でその真価を発揮します。
以下が固形燃料のまとめです。
- 手のひらサイズでかさばらず
- 着火も簡単で、火の扱いが苦手な人にもやさしい
- 準備・片付けもラクラクで、初心者にもおすすめ
「固形燃料、なんだか気になる…!」と思った方は、ぜひ一度使ってみてください。
ただし、便利な反面、いくつかの注意点やデメリットも存在します。
次回は、固形燃料の落とし穴とその対策について詳しく解説します!