ロードバイクを楽しむ方法は、大きく分けて「室内」と「屋外」の2つ。
どちらにもメリットとデメリットがあり、目的やスタイルによって選び方は変わります。
この記事では、室内ライドと屋外ライドの特徴を比較しながら適した活用法を紹介します。
室内ライドの特徴とメリット
雨でも夜でも、安定したトレーニング
室内ライドは、季節や天候に関係なく、いつでもトレーニングできるのが最大の強みです。雨の日でも夜でも、予定どおりに走れるのは忙しい人にとって大きなメリットです。
- ロードバイクが汚れない
- 一定の強度を維持でき、効率的な練習が可能
- 事故や信号待ちがなく、安全にトレーニングできる
- 移動時間がゼロ、終わったらすぐにシャワーを浴びられる
- 栄養補給の準備に悩まされない
ただし、景色が変わらず単調になりやすいため、飽きやすいのも事実。
また、汗が床に落ちやすく、室内が汚れるリスクがあります。
さらに、足を止めにくいため、サドル部分が痛くなることもあります。
室内ライドが向いている人
- 雨や夜でも安定して練習したい人
- 短時間で効率的にトレーニングしたい人
- 安全面を最優先に考えたい人
- 仕事や家庭の予定が不規則な人
快適に室内トレーニングを続けるには、ローラー台の選び方も重要です。
自分に合ったタイプを選ぶことで、効率や快適さが大きく変わります。
僕は「3本ローラー」を選びましたが、固定ローラーと比較した記事も御覧ください。
👉【初心者向け】3本ローラーのメリットと、固定ローラーとの比較
👉【日本製】ミノウラ3本ローラー比較と選び方
👉拡張性バツグン!モッズローラーのレビュー
屋外ライドの魅力とデメリット
景色の変化と、実走ならではの成長
風を受けながら走る爽快感や、山を登りきったときの達成感は室内では味わえません。
- 景色の変化や風を感じられる刺激
- 市や県を越えて走れる達成感
- トレイン走行や空力効果など、屋外でしか学べないテクニック
- 他のサイクリストと競い、限界ギリギリまで追い込める
- 人との交流やグルメ、温泉などの楽しみもある
さらに、暑さに慣れる「暑熱順化」や標高への「高度適応」など、屋外でしか得られない身体的な適応も大きなメリットです。
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屋外ライドが向いている人
また、来る日のロングライドやレースの調整にも有効活用したいですね。
- 景色やカフェを楽しみながら走りたい人
- 仲間との交流やイベントに参加したい人
- ロングライドやヒルクライムに挑戦したい人
- より実践的なスキルを身につけたい人
一方で、日焼けや事故のリスクもあるため、入念な準備と安全対策が欠かせません。
長距離を走る予定がある人は、ロングライドのために必要なことも確認しておくと安心です。
👉失敗しないロングライドの準備と計画
👉初輪行でおすすすめの「ビワイチ」ライド
👉一生に一度は走りたい「しまなみ海道」
参照:自転車の交通ルールは警視庁HPへ
まとめ:目的に合わせて室内と屋外を使い分けよう
「室内ライド」は効率性と安全性に優れ、短時間で集中したトレーニングに最適です。
反対に、「屋外ライド」は自然の中での開放感や達成感を得られる、ロードバイクならではの醍醐味があります。
両方をうまく組み合わせることで、効率的かつ楽しくロードバイクを続けられるでしょう。天候や目的に応じて、自分に合ったスタイルを選んでみてくださいね。
