ロードバイク

ロードバイクのイヤホンはどっち?室内はインナー式・屋外は骨伝導が最適な理由

ロードバイクで音楽を楽しむなら、イヤホンの「選び方」が走りの質を大きく左右します。
室内ローラーはインナー式、屋外ライドは骨伝導が最適で、安全性と没入感が劇的に変化。
この記事では、それぞれの特徴と使い分け方をサイクリスト視点で詳しく解説します。

室内ローラーには圧倒的にインナー式がおすすめ

ローラー台特有の騒音を完全シャットアウト

室内ローラー台でのトレーニング、楽しいですよね。成長もできる。
でも、ローラー台特有の「ゴーッ」という騒音が気になる方も多いはず。
この問題を解決してくれるのが、ノイズキャンセリング機能付きのインナー式イヤホン。

周囲の雑音を密閉構造により物理的に遮断。
さらにノイズキャンセリング機能で機械音を打ち消してくれます。
家族や近隣の生活音が気になる方にもおすすめですね。

Ankerの「Soundcore P40i」は値段とクオリティのバランスが抜群
ノイズキャンセリングも十分に機能し、防水もしっかりしています。
耳のサイズに合わせて、インナーのサイズが4種類から選べて装着感もよく手放せません!

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👉ミノウラ3本ローラーはどれを選ぶべき?初心者からプロ仕様まで比較

没入感が高強度トレーニングを支える

インターバルトレーニングやFTP向上のSSTでは、集中力の維持が何より大切です。
インナー式イヤホンの圧倒的な没入感は、まさにこうした場面で真価を発揮。
より良質な音質と重低音が、トレーニングのモチベーションを高めてくれます。

軽量で取り回しも良く、仰向けでストレッチをする時も邪魔になりません。
辛いSSTトレーニングでも、好きな音楽がしっかりとあなたを支えます
騒音なくZwiftの世界に没入できて、確実に成長していけるでしょう。

カフェや筋トレ、電車での通勤・通学でも大活躍

カフェ、筋トレ、電車通勤、読書でイヤホンを使う様子実は、インナー式イヤホンは室内での集中・作業全般に最適です。
僕自身、ローラー台以外にも様々な場面で活用しています。
筋トレやコアトレーニング、ストレッチなど、サイクリストに必要な補助トレーニングの時間も、インナー式なら集中して取り組めます。

もちろん仕事や勉強など、1つの場所で没頭したい時にもぴったりですね。
また、通勤や通学で電車を利用する方なら、満員電車の騒音も気にならなくなります。
コンパクトなケース型ならポケットに忍ばせておけますし、ケース内で充電できて紛失しにくく、保護されて壊れにくいのも魅力です。

定番の「Air Pods」なら、通話機能も充実。
なにより耐汗耐水性能が良好なため、極限まで追い込んでも耐久に心配いりません。
どこまでもストイックな方におすすめなアイテムです。

屋外ライドには骨伝導イヤホン一択な理由

安全性と音楽の両立が可能

ここからが重要なポイントです。
屋外でのロードバイクライドには、骨伝導イヤホン以外の選択肢はないと言えます。

なぜなら、多くの地域で自転車走行時にインナー型イヤホンを装着は違法となります。
耳を塞ぐことで周囲の音が聞こえなくなり、車の接近や他のサイクリストの声掛けに気づけないのは非常に危険です。

一方、骨伝導イヤホンは耳骨を通して音を伝える仕組みなので、耳の穴は常に開いた状態。
つまり周囲の危険を察知しながら音楽も楽しめる、まさにロードバイクの最適解です。
いまでは骨伝導イヤホンなしのロードバイクは想像できません。
※骨伝導イヤホンでも各地域の法令には必ず従ってください。

ロードバイクに最適化された設計

骨伝導イヤホン、特に「Shokz(ショックス)」などのスポーツ向けモデルは、ロードバイクでの使用を前提に設計されていると感じます。
まず、ヘルメットと全く干渉しません。
後頭部でバンドが固定される形状なので、ヘルメットのアジャスターやストラップとも干渉せず、快適に装着できます。

そして何より素晴らしいのが、風切り音が入らないこと。
インナー式イヤホンで走ると「ブォー」という風切り音が気になります。
骨伝導ならその心配がありません。これは自転車での使用において、本当に大きなアドバンテージです。

自然に囲まれ風を感じながら音楽を聞けるのは、まるで「オープンカー」のような爽快感
ぜひ一度は好きな音楽で体験してみてください。

長時間でも疲れない快適なフィット

ランニング、リラックス、ハイキング、水泳でイヤホンを使う様子骨伝導イヤホンは耳を使わず、変な閉鎖感がなく長時間つけても疲れにくいのが魅力です。
耳を塞がないのに音楽が聞ける幸せ。
耳の穴が蒸れることもなく、ノイズキャンセリング特有の圧迫感もありません。

リラックスしたい時や気軽な散歩、キャンプなどのアウトドアシーンにも使いたくなる。
実は会話を楽しみながら音楽も聴けるのも良いところで、友人とのサイクリングやハイキングでもコミュニケーションを妨げません。

適度な密着感があるため、ランニングなど上下の振動でズレたり外れたりする心配もなし。
僕自身、逆さになっても外れる気がしないほどのフィット感を実感しています。
なんとShokzからはスイミング用のイヤホンも登場しています。ぜひご確認を!

👉Shokz 骨伝導イヤホンでおすすめ4選と選び方

あなたはどちらを選ぶべき?

インナー式骨伝導
最適シーン室内トレーニング・作業屋外ライド
安全性△(屋外NG)◎(耳が開く)
音質
快適性◎(蒸れない)
選ぶべき人集中したい人外で走る人

インナー式がおすすめの人

  • 電車の通勤・通学が多い
  • 集中して作業する時間が多い
  • 音質へのこだわりが強い
  • 室内トレーニングが中心

骨伝導イヤホンがおすすめの人

  • ロードバイクやランニングを楽しむ
  • 周囲の音を聞きながら安全に使用したい
  • 長時間つけることが多い
  • アウトドアアクティビティが好き

「完璧な1台」は存在しないからこその選択

私は現在、インナー式と骨伝導の両方を所有しています。
正直に言うと、骨伝導のほうが開放感があり気に入っているため、日常的にはこちらをよく使用しています。

もちろん屋外ライドには安全性の観点から「骨伝導イヤホン」が必須。
しかし、室内ローラーには没入感と集中力を高める「インナー式イヤホン」が最適。
それぞれの良さを最大限に活かせる使い方だと考えます。

予算的に可能なら、ぜひ両方を手に入れて、それぞれの良さを体験してみてください!

参照:Shokz HP

まとめ:使い分けでロードバイク趣味がもっと充実する

ロードバイク乗りにとって、イヤホンは単なる音楽再生デバイスではありません。
トレーニングの質を高め、安全性を確保し、モチベーションを維持してくれます。

室内はインナー式、屋外は骨伝導
これはサイクリストにとって最適解です。
シーンに合わせて使い分ければ、トレーニング効率も安全性も最大化できます。

それぞれに素晴らしい特徴があり、ネガティブな面はほとんどありません。
使う場面さえ間違えなければ、最高のパートナーになってくれますよ。
あなたが好きなイヤホンはどちらですか?