初心者のキャンプは、ワクワクと同じくらい不安もつきもの。
たとえ小さなミスも、重なればキャンプが嫌いになりかねません。
今回は、初心者が陥りがちな失敗エピソードと、それを防ぐための工夫をご紹介します。
スマホの充電が切れた!連絡も写真もできない
気づけばスマホのバッテリー残量がゼロ! 郊外は電波が弱く、消耗が激しいんです。
翌朝のアラームどころか、帰り道もわからないのは恐怖でしかない!
キャンプにもモバイルバッテリーは必須
充電式ライトや、忘れがちなスマートウォッチの充電もできますよ。
特にソロキャンプや長時間の滞在では、スマホ=安全グッズです。調べ物や安否確認も。
「AC電源のあるサイト」だろうと、僕はしっかりモバイルバッテリーは持って行きます。
だって、電源から遠いタープ下だろうと充電したいですしね。
基本的には、大容量(10,000mAh以上)のモバイルバッテリーがおすすめです。
10,000mAhあれば、iPhone2回充電できます。僕はこれで満足しています。
ソロで最低限としては5,000mAh、ファミキャンや大量ガジェットでは20,000mAhも!
現地のスーパーが遠い、品揃えが悪くて買えない
「キャンプ場についてから考えればいいや」これは注意です。
そもそも近くのスーパーまで30分以上かかることもざら。往復で1時間です。
いざ着いても、お目当てのものがないことも。ステーキ肉はなかなか売っていません。
もしくは、薪など「大量消費されるもの」は売り切れもあります。
これ、ほんっとうに多い失敗です。僕も友達もやりました。
キャンプ前に準備しておけば、選択肢が広がる
ある程度放置しておいてもいい薪・炭は、キャンプ前に用意がおすすめです。
もし売り切れていても、いくらでも当てがあるはず。買い忘れもなくなります。
ちなみに僕は肉や野菜も、先に用意することも多いです。
ちょっと良いステーキ肉を精肉店で買えたり、漬け込むことも冷凍で傷みにくくも。
他にも「カット野菜」でいくらでもキャンプ飯の応用ができますよ!
とはいえ、薪には虫がわきやすいのも事実です。
ベランダなどの屋外に保管し、なるべく早めに使いたいですね。
食品もクーラーボックスで新鮮なまま調理しましょう。

最寄りのスーパーの距離・規模感を確認
仕事後に食品を買い込むなんてやってられない。早く寝たい!
そんな時は、やっぱり楽なのは食品も薪も現地調達!徒歩キャンプでは身軽に移動できる。
でも見切り発車では、僕らの失敗が再来です。確認だけでもしっかりと!
まずは最寄りのスーパーの営業日・営業時間をチェック。距離感も確認したいですね。
大きな施設なら在庫も豊富です。複数の候補を抑えておくと安心ですよ。
見つけたスーパーをハシゴする方もいますね。その場でレシピを思いつけば最高!
現地スーパーのメリットは、何と言っても食材が冷えていること。ビールもキンキン。
最終手段はキャンプ場の売店ですが、電話で在庫確認したいですね。
コインシャワーに小銭がない!
管理室が対応できたり、自販機が近くにあれば両替できますが、そんな幸運を当てにせず。
また昔からのキャンプ場では、「新コインが使えない」ものと考えましょう!
キャンプで役立つ、コインケース&アウトドア財布
特に電子化が進んでいないキャンプ場では、小銭の需要が高いです。
意識的に小銭を貯めて、シャワーや自販機で困らないようにしたいですね。
「カプセル型」コインケースは、コンパクトで持ち運びに便利です。マッチも入る。
キーホルダーやカバンにつけてもいいですね。中身が空の時も確認がしやすい。
下のアイテムは100円玉を収納するのに丁度良く、バリエーションも豊富ですよ。
キャンプなど、アウトドア用に「ミニ財布」を装備してもいいですね。
動きまわるとポケット内は邪魔。鍵やカードなど貴重品を、まとめて肩にかけましょう。
DOD製はカジュアルでおしゃれ。カラビナで拡張性バツグン。撥水加工で汚れにくい!
【まとめ】キャンプの失敗は「準備不足」から生まれる
忘れ物や買い出しの失敗、スマホの電源切れや小銭不足——それぞれは小さなミスです。
そんなミスが重なると「もうキャンプしたくない…」なんて気分にもなりかねません。
でも、今回紹介したような対策を知っていれば、未然に防ぐことができます。
キャンプは自然でのアウトドア体験。けれど、道具の準備はとても人間らしい作業です。「面倒くさいけど、やってよかった」と思える準備をしたいですね。
快適なアウトドアを!
