外が暑い日もロードバイクでトレーニングしたい。ローラー台で気になるのは垂れる汗。
しかも、放っておくとパーツの錆びや滑りによる事故にもつながる可能性も。
この記事では、初心者でも簡単に取り入れられる汗対策グッズを紹介します。
扇風機やサーキュレーターで汗を揮発
それではパフォーマンスも落ちるため、風を送って汗を乾かすのが効果的ですね。
サーキュレーターと、扇風機のどちらを選ぶべきか比較して紹介します。
- サーキュレーター:空気循環が目的。直線的な風。遠くに届けるためパワフル。
- 扇風機:エアコンなしで体を冷やす目的。幅広い風。体に当たっても心地よい。
高強度練習にはサーキュレーター
一方、扇風機の風は心地良いですが、これは「安静時」の話ですね。汗が乾かない。
運動量のあるインターバルトレーニングをする時にはサーキュレーターがおすすめです。
僕は正面から、「首~体幹」を狙ってピンポイントで風を送ります。
ライド中の風に近い感覚ですし、汗腺が多く汗をかきやすい部位が集まっています。
全く垂れないわけではありませんが、夏の室内トレーニングには欠かせません。
おすすめは「アイリスオーヤマ」のサーキュレーター。音もローラーほどではありません。
コンパクトなのに広さ18畳で使えるパワフルな風量で、梅雨の部屋干しにも使えるほど。
リモコン操作で強弱の調節ができるので、クールダウン時にも便利ですよ!
長時間・低強度のLSDには扇風機
汗だくでは余計にツラくなります。
どうしても冷えが心配な方には、体に優しい風を送る扇風機がおすすめです。
強度が高くないと、発熱量も低いですよね。
L2トレーニング等では、長い時間だけ風を浴びることになります。
体の側面から、広範囲の風を浴びたくなりますね。
扇風機は高さ調節ができるため、どんなローラーでも対応しやすいのが魅力です。
山善の扇風機は12段階から風量を選べるので、「丁度いい風」が見つかるはずです。
静音タイプのローラーには、静音性のある扇風機と相性がいいですね。

バイク下のマットは必須
汗による床の汚れや、振動・騒音の対策にもなるマットはもはや必須級。
ヨガマットや専用のローラーマットを敷くだけで、かなり安心です。
しっかり対策をしていれば、あまり汗は垂れませんけどね。
とはいえマットがあれば、トレーニング後のストレッチも捗ります。
3本ローラーは沈んでベルトと干渉しやすいです。パッドで高さをだすと良いですよ。
ロードバイクを守るには「汗防止カバー」
どうしても錆びやすい愛車に、汗が落ちると気になるんですよね。集中力が落ちます。
そんな垂れる汗からロードバイクを守る、「最後の防波堤」である汗防止カバー。
吸水素材で、トップチューブやステムに垂れる汗を受けてくれます。
ハンドル部分は覆わないため、手から垂れる汗は守ってくれません。
面積も限られています。あくまで最終ラインのため、他グッズと併用が望ましいです。
トレーニングでの安心感があるのは間違いありません。
「室内トレーニング特化」のアイテムのため、着脱の手間はあります。
汗を気にせず追い込みたい方におすすめのアイテムです。
タオルは使いよう
首にかけておくと手も顔も拭けて便利です。
片手を離すことになるので、3本ローラーではご注意ください!
ハンドル周りに置いて、手の汗を抑える方もいますね。
僕は「下ハンドル」も積極的に握るので、タオルは巻き付けていません。
サイコンが見づらくなりますが、Zwiftは関係なさそうで羨ましいです!
吸汗性の良いタオルは、今治のスポーツタオル。「しまなみ海道」の地元産です。
高級な今治タオルで吸汗性に特化したアイテム。
厚みにはありませんが、首に巻くのに丁度よい長さですね。
汗をかく=水分が失われる。ボトルの用意も忘れずに
1時間しっかり室内トレーニングをすると、1L以上は発汗することも。
体重50kgで2%(1L)失うと、運動能力に影響がでると言われています。
(JSPO 日本スポーツ協会)
ボトルを用意して、しっかりと水分補給しましょう!
僕は水に「BCAA」を溶かして飲んでいます。
BCAAを運動前・中に飲むと疲労回復や筋肉増強が期待できますよ。
まとめ:汗対策で快適さも安全性もアップ!
室内トレーニングでの汗は、集中力や安全性、さらには愛車の寿命にも関わってきます。
- サーキュレーターや扇風機で汗を乾かす
- 汗防止カバー・マット・タオルで機材を守る
- しっかり水分補給して脱水を防ぐ
ちょっとした装備で、室内ライドの快適さが大きく変わります。
あなたの環境に合ったアイテムを見つけて、快適なトレーニングを楽しんでください!



