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「Shokz」の骨伝導イヤホン「OPENMOVE」は運動の邪魔をしないデキるやつ

普通のイヤホンでは会話ができない、周りの音が聞こえない、そんな悩みに答えるアイテムを紹介します!

  • 「Shokz」の骨伝導イヤホンは「会話ができる」「聴き疲れない」「耳への圧迫感がない」!
  • 車や自転車などの周りの音が聞こえるので安全性が高い!しかし低音が弱く、迫力に欠ける一面も(上位グレードはそれも解決)。
  • 装着感が良く、雨の中でもタフに使えるイヤホン!また音漏れや自転車ライドでの注意点もご紹介。

音楽は好きでも、人といる時や運動している時には聞いていない人はいるんじゃないでしょうか。

それはイヤホンが邪魔だから?スピーカーは携帯性が悪いから?

骨伝導で代表的なShokz」のイヤホンなら、その二つの問題とも解決できます

Shokzとは?骨伝導とは?

Shokz(ショックス、旧AfterShokz)は、2011年10月に米国で誕生しました。特許を取得した骨伝導技術を取り入れたイヤホンです。

ちなみに僕が使っているのは、エントリーモデルの「OPENMOVE」です。

出典:SHOKZ

音楽は流したいけど、イヤホンの耳を塞ぐ・異物をねじ込む感覚が嫌いな方は多いと思います。また密閉性が高すぎて、外の音が聞こえない問題も発生しますね。

かといって、スピーカーはプライベート空間でしか使えませんし、持ち運びに不便ですよね(昔スケボに乗りながら肩にラジカセを担いでいたストリートの人は凄い)。

骨伝導イヤホンは、鼓膜ではなくを伝わって聴こえるため、耳を塞ぐ必要がありません。そのため、オープンイヤーで開放感があります。また車などの周りの音が聞こえるため、安全性が高く、人との会話が可能です

鼓膜で聴かないとか嘘だろ、と思う方もいますが本当です。

面白いことに、骨伝導shokzイヤホンを装着しながら指で耳を塞いでも音楽が聴けるんです。「こいつ、脳内に直接..?」となります。大手家電量販店では試聴ができる所もあるので、ぜひお試しあれ。

普通のイヤホンでは、風が強いと耳の中に風が入り込み、風切り音で音楽が邪魔されますね。

しかし骨伝導イヤホンでは、骨振動なのでかなりの強風でない限り音楽が邪魔されることはありません。また、後頭部から耳にかけるように装着するので、どんなに走っても外れずに動きが阻害されません。ちなみに、僕のヘルメットでは問題なく上から装着できました。

鼓膜に負担がないということは、難聴にもならないと言われています。長時間聴いても、聴き疲れることもなくなりました。

デメリットを改善した上位グレードも

もちろんデメリットもあります。

「OPENMOVE」は音の質は悪くですが、低音が弱めであり迫力には欠ける、と言われています。また、連続使用6時間では短いと感じる方もいると思います。

「OPENRUN PRO」は低音の強化がされており、連続使用10時間まで伸びました!値段は倍になるのでお財布との相談ですね笑

出典:SHOKZ

 

最近は、イヤホンが左右に独立した「Openfit」が発売されています。低音高音ともに音質が良いようで好評のようです。

出典:SHOKZ

 

こちらは連続使用は7時間ですが、ケースにしまうことで充電ができるので最大28時間使用できます。外泊を含めて使用を考えている方は、こちらがおススメです。また、骨伝導ではないのですが、DirectPitch™という技術で耳は塞がずに鼓膜に音を届けるのですが、音漏れが少ないようです。

Openfit」を試聴してきましたが、確かに低音が良く迫力がある!感動!さまざまな耳に対応とのことですが、特殊な耳の友達は、ふと取れそうと言っていました。耳が小さかったり、耳が潰れている人では注意が必要です。音漏れは騒音のある家電量販店で試聴の印象では、電車や街中では問題無さそうです。耳が痛くなるほどの大きな音では音漏れは確認できますが、思った以上に装着時との音量落差は感じました

使用感・インプレ

上記で「OPENMOVE」は低音が弱く、迫力に欠けると書いていますが、僕は全く気にしていませんここはメリット・デメリットを天秤にかけた結果ですね。そもそも運動中にはあまり音質とか求めていないからかもしれないです。

運動時にはこちらとガーミンスマートウオッチがいつものお供です。この2つだけあればランニング、筋トレ、自転車ライドなどの運動が問題なく楽しめます。2つのデバイスをペアリングできるので、スマホ・スマートウオッチどちらからでも音楽が聴けます。

装着感

適度な締め付けで、上下左右に首を振っても外れる不安がありません。逆立ちしても大丈夫です笑 僕はかなり長時間つけても装着部の圧を感じませんが、大柄の人は装着の圧を感じるかも。ちなみに、上位モデルではミニサイズも用意されているので、小柄な人にも対応していますよ。

防水機能

水洗い可能防水機能がついており軽い雨の中も使えます(密着するのか音も問題なく聴こえます)。汗だくのまま帰ってきて、音楽を聴きながらシャワーをバーっと浴びるの最高ですよ!

音漏れ

まずは骨振動だけではなく、補助的になのかイヤホン自体からもスピーカーの様に音はでています。そこまで大きな音でなければ問題ないことは検証済ですが、公共の場ではあまり大きな音で聞くのは止めた方が良さそうです(これは他のイヤホンと同じですね)。

自転車ライドでの注意点

自転車ライドについては都道府県によって扱いが異なります。

「道路交通法」ではサイクリング中にイヤホン装着を禁止する規定はないようですが、音楽が大きすぎて周りの音が聞こえなくなるの状況では違反となりそうです。骨伝導イヤホンとはいえ、そこは気をつけましょう。

また、千葉・京都・島根では「条例」にてイヤホン自体が明確に禁止されています。各都道府県の状況を調べる必要がありそうですね。

ちなみに東海のある県で、友達が自転車に乗っている時に警察に止められたことがありましたが、骨伝導イヤホンであることを伝えたらアッサリ解放されたことがあります。

今は曖昧ですが、自転車に乗りながらの骨伝導イヤホンが全国的に規制されるかは、自転車乗りのマナーにかかっていると思います。みんなで守ろう交通マナー

最後に

以上のように、骨伝導イヤホンShokzはいくつかの注意点があります。

普通のイヤホンが克服できないことが出来るこのイヤホンは、アクティブな方にオススメです!