キャニオン ロードバイクのフィッテイング自由度が大きく向上しました。
一体型ハンドルのステム長が変えられるようになり、ロングライドもレースも調整可能。
互換性や適合の確認方法も含めて紹介します!
キャニオンにはポジションを変えられないデメリットがあった

「ステム一体型ハンドル」ってカッコいいですよね。
見た目もいいのに、空力も良い。
おまけにケーブル内蔵でスッキリした印象になります。
実は、僕がキャニオンのロードバイクを購入した理由にあります。憧れてました。
しかしここにはデメリットも。
今までは提供されたハンドルの規格が1つのみで、ステムの長さが選べませんでした。
そして「キャニオン純正のハンドル」のみの適合です。ポジション出しができない。
初心者におすすめしにくい点ですし、キャニオンを選ばない理由に挙げる方もいるのでは?
しかし今回紹介するのは、そんな悩みを解決してくれる画期的なアイテムです。
ずばり、ステム長さを複数から選べる一体型ハンドルがオプションパーツで出ました。
待ってました!
レース・ロングライド仕様のチューニングに良い
Ultimateには「CP0018 T-Bar」

軽量と空力のバランスの良いオールラウンダーの「Ultimate」。
空力と速さを求めるなら、世界でトップレベルの「Aeroad」。
その多くで使われている「CP0018 T-Bar」は、サイズが70-130mmの展開。
10mmごとに計7種類の提供です。
- ロングライドなど、長距離で快適にするならステムは短く。
- 柔軟性があり、短距離でより速度を上げるならステムは長く。
これだけのラインナップがあれば、フィッティンに事足りますね。
元々ロードバイクについているコラム長は、フレームサイズによって異なります。
ジオメトリーから、「サドルーハンドル距離」の確認をどうぞ。

AeroadにはPACE T-Bar (CP0048)

Aeroadでも最新モデルに使われているのが、「PACE T-Bar (CP0048)」。
70-140mmまでの合計8種の展開です。
上の製品にはないステム長140mmが用意されています。
エアロードはより高速巡航をコンセプトにしています。
よりレーシーな姿勢に対応したサイズ展開でしょうか。
どちらのタイプも、約3万と値段は張ります。
しかし、キャニオンのロードバイク自体が高コスパのバイクなのでお釣りが来ますね!
注意すべき点
ステム長でドロップ部分のサイズもかえなければ

もともとキャニオンのロードバイクは、ハンドル幅が調節できます。
画像のようにドロップバーに穴があります。
中央部分へのハメ具合で、ハンドルの幅を決められます。
しかし、ここに落とし穴。
どうやら従来型「CP0018 T-Bar」は、ステム長でドロップ部の変更の必要があります。
- ステム長70-90mm:ドロップSサイズ
- ステム長100-130mm:ドロップLサイズ
接続部の大きさが異なるのでしょうか。
特にステム長を90mmから長く、100mmから短くしたい方は注意です!
届いてから絶望しないように気をつけたいですね。
取り付けはショップ対応が前提
Tバーの交換については、プロのメカニック対応が前提のようです。
やりきる自信がある方はいいですが、ミスると事故につながるのでショップ推奨です!
持ち込みメンテナンス対応ショップについては、こちらをご覧ください。
なかなか気軽にできるフィッティングではないようですね。
まずはフィッティングして、サイズを選定してもらうのも良いかもしれません!
https://survivalroad-sake.com/retul-fit/2165/
従来型と最新型Tバーに互換性はない
従来型「CP0018 T-Bar」と最新型「PACE T-Bar (CP0048)」には互換性がありません。
そして購入したロードバイクに適合しているかは、下記にて方法を参照下さい。
どのハンドルが適合するかの確認方法
すでにキャニオンバイクを持っている方

すでにCANYONロードバイクを持っている方は、「バイクガレージ」から確認できます。
補修パーツの欄に、前にはなかったハンドル類があるはずです。
同じく元のステム長もここから確認できます。
他にも、純正のスペアパーツを買う時に役立つページです。
このページ好きなんですよね。ホームセンターが好きな方ならわかる感覚では?
ぜひバイク登録とブックマークを!
これからロードバイクを購入する予定の方

これから購入する方向けです。同時に買えば送料もかからいないですよ。
お好きなロードバイクを選んだら、ページ下にある「パーツスペック」を選択。
画像の様に、項目から「スペアパーツ」を選ぶと適合ハンドルが分かります。
各オプションハンドルからも確認できる
それぞれのハンドルのページ下には「互換性のあるアイテムアイテムを見る」があります。
そこから適合するハンドルを確認することができますよ。
従来型「CP0018 T-Bar」はグラベルバイクやシクロクロスにも適合するようです。
まとめ:フィッテイングの自由度向上
一体型ハンドルは「機能重視だけど調整できない…」という悩みを抱えがちでした。CANYONのT-Barの登場で、フィッティングの自由度が大きく向上しました。
互換性の確認や取り付けには注意が必要ですが、ポジションに悩んでいた方や、今後ハンドル交換を考えている方にとっては大きな選択肢になります。
「見た目もフィッテイングも妥協したくない」方こそ、オプションパーツの活用で快適なライドを!



