大好きなロードバイクに雨・雪の日も毎日乗りたい!
ローラー台なら、仕事終わりにもペダリングの感覚を忘れずにトレーニングが可能!
この記事では3本ローラーのメリットを中心に、固定ローラーとの違いも解説します。
ローラー台とは?(固定・3本ローラーの比較)
雨や雪の日でも“走る感覚”を保てるのが魅力です。
別名サイクルトレーナー。
種類は大きく分けて「3本ローラー」と「固定ローラー」の2つがあります。
3本ローラー
3本のドラム上で、バランスをとりながら走るタイプ。
安価でも高精度なものが多く、初心者でも購入しやすい。
実走感が高く、飽きずに続けやすい。
慣れるために練習が必要。
コンポ(シマノ・スラム等)、スプロケット数(11速や12速)を選ばない。
固定ローラー
後輪で固定し、安定してペダルを回すタイプ。
負荷調整・パワーメーター付きが多い。
静音・耐振動性が高い。
セッティングに一手間ある。
倒れにくいため、「オールアウト」しやすい。
それぞれ特徴がありますが、今回は主に「3本ローラー」のメリットを掘り下げます。
3本ローラーのメリット5選
実走に近いペダリング感覚
かなり実走に近く、自然とスムーズなペダリングが身につきます。
不安定だからこそ、全身を使った走りがしやすい印象です。
また「高ケイデンス」の練習は、無駄のないペダリングに繋がります。
動画の新城選手のように、腰の跳ねないペダリングを目指したいですね!
体幹とバランス感覚が向上
体のブレが実走より鋭敏に反映され、バランス感覚が養われます。
僕は、落車を防ぐのに大いに役立ちました。
またフォームをしっかり意識するので、体幹も鍛えられます。
雑に乗れてしまう「固定ローラー」では難しいことです。
これは実走ライドでも大きな武器になりますね。
カーボンフレームに優しい
固定ローラーでは、ホールドした後輪側に局所的な負担が蓄積しやすいのが難点。
その点、自由に動く3本ローラーは、フレームへのダメージが実走と変わりません。
現在はアルミフレームでも、今後にカーボンフレームへアップグレードも問題ありません。上記のように12速スプロケットや、別コンポに買い替えても長く使い続けられます。
アップにもダウンにも使える
脚を温めたり、軽い負荷でクールダウンしたりと用途が広いです。
上級者になっても使い続けることができますね。
折りたたみ式の3本ローラーを選べば、コンパクトになります。
3本ローラーは「電源要らず」なのも持ち運びやすいメリットです。
天候や時間に左右されない
たとえ雨・雪・強風の日でも、仕事後の「夜」でもワークアウトできます。
つまり忙しい社会人こそ、室内ローラー台の恩恵が強くなりますね。
FTPなど、固定した条件でトレーニングできるのも強みです。
ただし、騒音・振動問題には注意です。
アパート等で気になるかたは、固定ローラーも選択肢に入るでしょう。

表で固定ローラーと比較まとめ
項目 | 3本ローラー | 固定ローラー |
---|---|---|
実走感 | ◎ | △ |
バランス力 | ◎ | △ |
負荷調整 | △(機材による) | ◎ |
安定性 | △ | ◎ |
機材への優しさ | ◎ | △ |
こんな人におすすめ
- 三本ローラー:フォーム改善・実走力を磨きたい人におすすめ
- 固定ローラー:効率的に負荷をかけたい、静音を気にする方におすすめ
終わりに
三本ローラーは実走感やフォーム改善に、固定ローラーは負荷調整や安定性に強いです。
どちらにも魅力があります。
共通するのは天候や時間に左右されずに練習を継続できること。
ローラー台は毎日ロードバイクに触りたい方にピッタリな機材です。
次回は、3本ローラー台比較と選び方を詳しく紹介します。
これから導入を考える人は、ぜひあわせてご覧ください!
