「Power Expert with Mirror」は「Power Expert」と「S-WORKS POWER WITH MIRROR」の良いとこ取りです!
ロードバイク初心者から上級者まで陥る「サドル沼」を脱出する救済者になりうる!
お尻の悩みが無くなればロードバイクをもっと好きになること間違いなし!
僕は今まで満足できるサドルに出会うことができませんでしたが、今回は大満足できたアイテムを紹介します!
- ロード乗りなら誰しも経験する「局所の痛み」はなくせる!
- デリケートゾーンへの負担軽減だけなら「Power Expert」で十分。だが新しい負担が生まれる…。
- 3Dプリント加工でさらに負担軽減したのが「Power Expert with Mirror」!しかもコスパがいい!
https://survivalroad-sake.com/roadbike-start/1807/
サドルを変えるに至った経緯
元々使っていたサドルは「SELLE ITALIA SLR」でした。こちらもかなり有名なサドルで、使い始めた当初は局所の負担が軽減される感覚があり、かなり喜んでいたのを覚えています。
しかし、僕のボディではあくまで「軽減」しているだけでなく、「ゼロ」にはしてくれませんでした。
例えば、長時間のライド、特に三本ローラーで体勢を変えずに乗り続けた後の、あの局部のジワッとした感じ・痺れは男として恐怖でしかありません。
また、ロングライドではこまめに体勢を変えなければいけないことで、せっかくのロングライドに集中できませんでした。
その頃の僕は、局所の痛みを「ゼロ」にするには永遠に近いサドル沼の旅やで、今のサドルでも満足するんや、と自分に言い聞かせていました。
しかし、Specializedの「Power Expert」をレンタルして考えは変わります。
画像を見てもらえればわかりますが、サドル中央の穴はかなり大きく、まさに今までの悩みをなくすことが予想されます。それもそのはず。「Power Expert」はBody Geometry設計により科学的に男女の敏感な部位の動脈血流を確保できるようです。
実際に、3週間レンタルさせて頂き感動しました。
局所の痛みはなくせる!長期間のライドがもっとしたい!
また、幅広で長いBody Geometryチャンネルと適切な坐骨サポートにより、安心して体重を預けることができるのを実感できました(サドル幅は体格や好みに合わせて、幅広い調整が可能です)。
これは買いだ!1万9800円も惜しくない!
レンタル時にはウキウキで買うことを考えていました。
そう、購入直前までは。
「Power Expert」はサドル中心の穴が大きく、一部への圧迫がなくなったということは、周辺部位へ負担が分散されるわけです。つまり、坐骨サポートがあるといってもある程度の強度でライドしていると坐骨の負担は増加し鈍い痛みを感じていました。
当時の僕の目的は局所の痛みをなくすことです。これも仕方ないものだと思っていました。
新しいPower Expert with Mirrorはさらにすごい!
最初は「Power Expert」を買うつもりだった僕に、2023年7月に発売したばかりの「Power Expert with Mirror」を勧めてくれた店員さんにはお礼を言いたい。
最初は新商品の営業をされて面倒くさそうな顔をしてすいませんでした。
これ、何がスゴイかって「Power Expert」のお尻を支える部分が3Dプリントで「ハニカム構造」をインサートしているんです。
あの高くて手の出ない最上位モデルの「S-WORKS POWER WITH MIRROR」と同じ構造ですね!!
ハニカム構造なんじゃそら、と思ったので調べてみるとかなり凄いですね。僕はハチの巣のイメージしかありせんでした笑
ハニカム構造は、つまり軽くて、衝撃を吸収し、高剛性だそうです。
え、サドルにピッタリの構造じゃん!(マウンテンバイクにも使えるというのも頷けます)
「Power Expert」は周辺部位への負担が増やしているのに対し、「Power Expert with Mirror」はその周辺部位への負担も軽減してくれています。
また、カバーで覆っていることで泥などの汚れがハニカム構造に入らないようになっています。5万円する「S-Works Power with Mirror」より手入れが楽で安いとか最高ですね!
確かに坐骨の圧は軽減されおり大満足の商品や!ライドのクオリティが爆上がりや!
たまに軋む際にググッとした鳥が鳴いたかの様な異音がしてビックリしますがね笑
というわけで、2万6400円もするアイテムですが、僕は満足しています。
普段のライドや三本ローラーでは、局所にもお尻全体にも痛みは発生しませんでした!しかし、160km近くのライドでは振動などもあってか、ダンシングで痛みを紛らわすこともしばしば…
次は更なる快適を求めて、「チューブレスタイヤ」、「タイヤの太さを28Cへ」に続く?