ロードバイクの趣味は、初期投資やアップグレードが高くつくことが多いです。
サイクルコンピューターも、どこまでお金をかけるか迷いどころです。
この記事では、お財布事情に合わせた満足できる選び方を紹介します!
使い込んだキャットアイ、ガーミンの比較や特徴を解説します。
サイクルコンピューターはいらない?
いわゆるサイコンは、エンジョイ勢でもガチ勢でも必要だと考えます!
趣味が長く充実するのは、「成長」と「共有の場」があることです。
初心者では、巡航速度やライド距離が伸びていきます。
過去の自分より成長が実感できるのは、とても快感ですよ!
また走行データを、Stravaなどのコミュニティアプリで共有できます。
知り合いと競争したり、お互いにイイねすることでサイクリングライフが充実します!
そのためには記録が残せるサイコンは必須アイテムですよ!
キャットアイの特徴(メリット、デメリット)
- コストパフォーマンスの良さ
- データの引き継ぎについて
- 電池式の利便性
- スマホと連動で走行マップを記録
基本的な機能が充実
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オススメはスピード/ケイデンスセンサー付きの「CC-PA400B」です。
スピード、ケイデンス、心拍測定が可能で、基本的な走行データを測定できます。
「ケイデンス」は、適切なペースでペダルを回す感覚を養います。
別売りの心拍メーターは、ケイデンスを使いこなしてからでも遅くありません。
またスマホと連動することで、走行マップを記録します。
画面は小さいので、距離や時間などは別画面になります。
コストパフォーマンスの良さ
なんといっても、安い!軽い!コスパ良し!
速度に関係なく自転車を楽しむ方、コスパに重きを置く方にオススメです。
一万円以下で買えるアイテムが多くコスパが良いです。
初期投資で、お金がカツカツな方にも嬉しいですね。
それでいて日本製であり、4年間も無事動き続けました。
安価とはいえ故障する中華製とは異なります。
スマホ内データの引き継ぎにはご注意
データ引き継ぎは、iphoneとAndroid間ではできません。
これはスマホ内にのみデータが残っているからです。
iPhone同士では全データを移動できますが、Android相手では一部データのみでした。
LINEの履歴データが、ほぼ移せないとの同じです。
有料アプリを買えば解決できるようですが、かなり高いので断念しました。
今までの累積走行距離や、最速記録が残せないのは痛いですね。
ボタン電池は、予備があれば何日でも動く
電池式であり、なくなったら再充電を待たずに電池を変えるだけで復活します。
コンビニで売っているボタン電池ですが、ひとつ備えておくとブルベにも耐えられます。
しかし連動したスマホの充電の減りが早く、充電器が欲しくなります。
磁石式ケイデンスセンサーは微妙
磁石式ケイデンスは、少しズレるだけで測定できなくなるのがネックです。
車に積載、輪行袋に収納すると、簡単に反応しなくなります。
これからライド!ってタイミングで、動かず人を待たせるのは申し訳なくなります。
早めに加速度式センサーに変えると、ライドが邪魔されなくなりますよ!
ガーミンの特徴(長所、短所)
- 多機能性とトレーニングサポート
- 高価だが高性能
- 大画面の利便性
- どのデバイスからもデータ共有可能
- パワーメーターと連動
- バッテリー式の安心感
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画面が大きく、複数のデータを一括管理
多数のデータを管理しながらロングライドする人や、
良質なトレーニングで、より速さを求める人にオススメです!
画面が大きく、スピードや心拍数、坂の上昇率などが一度に確認できます。
今現在の心拍数や傾斜ではなく、グラフで経時的に上昇も表示します。
これでパワーメーターがなくても、ある程度の負荷のメリハリがわかります!
トレーニングのメニュー提案や、回復時間のお知らせも
最大心拍から心拍ゾーンを色分けし、トレーニング効果を表示します。
チラっとみただけでオーバーワークか、まだ追い込めるかわかり便利ですね!
日々のトレーニング効果を統計し、長・短期的負荷比や負荷バランスがわかります。
練習負荷やVO2MAXから、今日に最適なトレーニングの提案もしてくれます。
普段より強度を意識したトレーニングができますね!
レースの詳細を登録すれば、期日までの練習メニューまでアシストしてくれますよ!
またライド後にはリカバリー時間を教えてくれるので、過負荷の心配もありません!
ほか様々な機能を搭載(事故検知、LINE通知、暑熱適応の確認)
事故検出機能があり、もしものときも早急な対応ができます。
これはあらかじめ登録した家族に連絡が届きます!
道路の振動で誤作動もありますが、事故を検知しないよりましですね。
またスマホと連動し、LINEなど着信の確認ができます。
スマホが触れないライド中も、緊急メッセージが確認できますね。
他にも夏には、暑さに慣れるまで適応時間が必要です。
この「暑熱適応率」がライド後に測れるので、夏本番にむけて準備ができます。
これが育成ゲーム(自分のですが)みたいで、なかなか面白いですよ!
高価だが、それが憧れの理由
高いので初期投資では大きなダメージです。
上でお伝えしたとおり、いくつもの素晴らしい機能を搭載しています。
その分、ガーミンのサイコンを持っている人は注目されます。
ガーミン独特のキー音は、一種のステータスです。
サイコンマウントが付属で付いていて、スマートな見た目になります。
空気抵抗の軽減も期待できるでしょう!
もちろんハンドルに付けるための付属品もついていますよ。
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GPSナビでロングライドでも迷わない
どんなに複雑なルートでも、GPSで紐づいたルートで正確にナビゲートします!
方向音痴な方には必須アイテムです。
近くの飲食店など検索機能はモデルによって異なります。
値段もそれなりに変わってくるので、欲しい機能にあわせて選んで下さいね!
スマホ機種変でもサイコン変更でも、データ移行の必要なし
スマホの機種が、iPhoneだろうがAndroidだろうが関係ありません。
全てのデータは、ガーミン専用アプリ「Connect」で管理されます。
アプリ内のアカウントにデータがあるため、スマホを変えても過去データは残ります!
もちろんサイクルコンピューターを新モデルに変えても、細々とした再登録はないです。
ずっとガーミンを使いたくなる理由ですね。
パワーメーターでハイクラスのライドを
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最初は値段が高くていらないと思っても、欲しくなるのがパワーメーター。
ガーミン純正は左右パワー比だけでなく、クリート位置もサポートしてくれます!
またライド記録を残すことで、サイクルコンピューターが賢くなります。
「パワーゾーン」でトレーニングの強度や、「FTP」でスタミナの持ちを測れます。
リアルタイムスタミナにより、どれくらいの体力が残っているか表示します。
今まで感覚でなんとなくでしたが、どれくらい余力を残しているかわかり有難いですね。
パワーガイドでは、ルートで自分がどれくらいのパワーで走れるかをガイドしてくれます。
これでバテることなく、限界ギリギリのスピードで走り切ることができます。
山の上り坂で無茶しすぎることもなく、初心者の方にもオススメです。
ロングライドでもHPゲージの管理ができますね。
バッテリー式は1日もつので、快適にライドできる
バッテリー式で残りの充電率がわかりやすく、ライド前に100%にして出発できます。
これで充電を気にせずトレーニングできますね。
稼働時間は十分ありますが、1日以上の連続ライドでは充電が必要です。
ソーラー充電が備わったものは、充電の持ちがいいです(充電がゼロではない)。
高価なだけ、満足度も高いサイコンです!
CATEYEとGarmin、どちらを選ぶべきか
- 初期投資を抑えたい人にはキャットアイ
- 機能重視で長距離ライドや、高強度トレーニングをする人にはガーミン
- 筋トレやランニングをする人にはガーミンのスマートウォッチもオススメ
右も左もわからない初心者には、キャットアイ製がおすすめ
ロードバイクは初期投資が多いため、キャットアイ製から始めるのがオススメです。
初めはスピード、ケイデンス、心拍メーターだけでも扱いきれません。
初期のライドには十分の機能です!
そのうちガーミンが欲しくなって後悔するかもしれません。
しかし初めにガーミン製を買っても、どうせモデルチェンジで買い換えます笑
なら初心者にはキャットアイのサイコンが良いです。
ただキャットアイ=チープなサイコン、というイメージが付きがちです。
目立つサイコンもステータスにするなら、はじめからガーミン製がオススメです。
また累積走行距離を気にされる方もガーミン製がいいですね。
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キャットアイでGPSナビが欲しくなったらスマホを活用
キャットアイでルート表示が欲しくなっても、スマホが活用できます。
市販のスマホホルダーで、スマホがGPSナビに早変わり!
その分、充電の減りが早いので充電器が欲しくなりますが..。
単純にGPS機能が欲しくても、ガーミン製でなくても工夫できますね。
心拍計や健康管理には、キャットアイ+スマートウォッチという手も
筋トレやランニングもするなら、ガーミン製サイコンよりスマートウォッチがおすすめ。
ライド以外に睡眠や他のアクティビティの測定、トレーニングの提案もしてくれます!
もちろん、キャットアイ サイコンの心拍メーターとしても使えます。
ANT+とBluetooth付きスピードメーターは、サイコンにもウオッチにも連動します!
(キャットアイ純正のスピードメーターでは連動しませんでした。)
あまり確認しない平均時速や平均心拍数などは、ウォッチに表示できます。
これで表示の少ないキャットアイ サイコンの欠点をカバーできますよ。
なかなかに見えづらいですが、ルート表示もできます。
事故検出機能やLINE受信もできてしまいます。
値段が一緒のウォッチとサイコンなら、汎用性がらもこちらがいいです。
ガーミンを選ぶかは、パワーメーター導入が鍵
多機能性のガーミン サイコンですが、スマートウォッチなどで代用できる部分も。
では、どのタイミングが良いのか。
スマホの充電がもたない、パワーメーターも欲しくなったらガーミンサイコンの出番です!
僕はAndroidからiPhoneに移行できず、キャットアイを卒業しました。
累積の距離が記録できなくなったのが大きいです。
そのタイミングでパワーメーターを導入することに。
値段は2つ分かかりましたが、初期投資の時期ではなく余裕はありました。
タイミングとして後悔はないです!
結論
ロードバイクの楽しみ方に応じて、キャットアイかガーミンを選びましょう。
キャットアイはコスパ重視、ガーミンは機能重視で。
それぞれの強みを活かして快適なライドを楽しんでください!