3本ローラーに「物足りなさ」を感じていませんか?高強度トレーニングがしたい。
ミノウラのモッズローラーに「負荷装置」を取り付けることで、練習の幅が広がりました。この記事では、「MAG4200」の取り付け方法や実際の効果、注意点をわかりやすく紹介!
3本ローラーのデメリット・負荷装置を買ったきっかけ
不安定ですが、その高ケイデンスでの練習にメリットがあります。
そのためペダリングや体幹の向上、カーボンフレームに負担のない練習ができます。
僕も最初は一生慣れないと思いましたが、徐々に手放し運転もできるようになりました!
まだまだ、ダンシングはぎこちないですがね。
駆動音のムラがなく、スムーズなペダリングを目指したいものです。
しかし室内トレーニングに求めるものが多くなると、「物足りなさ」がでてきます。
3本ローラーの性質上、どうしても強度(負荷)の高い練習がニガテです。
SSTはまだしも、高強度の「VO2Maxトレーニング」では重めのギアに限界があります。
最近までは高ケイデンスでパワーを捻出しましたが、もっと実走に近い状態で練習したい。
そこで、負荷装置である「MAG4200」を導入し、レビューすることにしました!
ミノウラは初心者でも購入しやすく、必要な機能をオプションで後付けできるのが優秀。

「MAG4200」ってどんな製品?(概要紹介)
これは、ミノウラの他ローラーにはないオプションパーツです。
本体と含めても、一般的な「固定ローラー」の半額程度の値段です。安い。
負荷の強度が白いツマミで7段階調整できるので、中級者~上級者まで対応できます。
標準の「タイヤ抵抗」による負荷で満足できない方におすすめです。
モッズローラー以外には導入できないのでご注意。
セッティング・調整は簡単にできます。後輪ローラーとベルトで負荷装置を連結するだけ。
コンパクトさもあまり損なわれません。
ページの下部で導入方法や注意点を記載しているので、ぜひご覧ください!
実際に使ってみた感想(体験レビュー)
ギアがまだ残っている安心感→実走に近い練習になる
しんどいトレーニングなのに、ギアを気にしてるのは精神的にもキツかった。。
今後は、室内でもスプリントトレーニングができそうです。
また高強度で、一定のケイデンスを保てるのもありがたいですね。
急激な加減速についていくには、高ケイデンスも大切と感じますが。
巡航速度を上げるには、安定したケイデンスが求められるでしょう。
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負荷の強さは?→インターバルトレーニングにも最適
ほぼ同ケイデンス・ギア比で比較すると、1段階の負荷で60-80wほど変わる印象です。
1段階のメモリで約3枚分のギア、2段階で約6枚分のギアだけ下がりました。
アマチュアレベルなら、1,2段階で間違いなく室内トレーニングが捗ります。
この強度レベルの方には、ガーミンのサイコンがおすすめです。
ぜひFTP、VO2MAXの向上を目指しましょう!

静音化にも役立つ
数値化していませんが、流しているYouTubeの音量が確実に下がっている。
重たくなっているためか、駆動音は低めでした。
高ケイデンスでないため、ローラーが高速に回らず音が静かになったのでしょう。
残りギア枚数とともに、室内の騒音も気になる方にもおすすめできます。

転倒リスクは上がる
その不安定さが、実走に近いライドを実現してくれます。
しかし負荷を加えると、さらに不安定さが上がります。
自転車は、ホイールが高速で回っているために安定します(ジャイロ効果)。
負荷ユニットはブレーキ側に働くため、ペダルを止めると慣性が少ないです。
ブレた時に立て直しづらくて、慣れてないと危ないことも。
高強度のインターバルトレーニング中は気になりません。
むしろ緩めのウォーミングアップや、クールダウンで危険を感じます。
やはり初心者というより、慣れた中級者~上級者のレベルアップにおすすめです。
タバタ式など「オールアウト」をするなら、前輪固定のフォークスタンドはありですね。
今後こちらも購入することがあれば、またレビューしていきます!
収納時には火傷に注意
折り畳んでコンパクト収納できるのが、「MINOURA モッズローラー」の良さですね。
負荷ユニットも装着したまま片づけられます。
しかし、画像の赤丸の金属が熱い!
前述の通り、負荷ユニットはブレーキ側に働いています。
そのため、ベルト部分との摩擦熱がとんでもないことに!
僕のように興味本位で触らないで下さいね。
セッティング方法
組み立て・使い方は簡単
必要なものは17mmスパナです。モッズローラーの組立にも要るものですね。
実際のセッティング手順は、下記のようになります。
- 後輪のローラー2本(中・後)を外す(取り付けたい側)
- 「後ローラー」にベルトを付けて、「中ローラー」を締め付けきる(画像 左上)
- 固定金具を挟んで、「後ローラー」を仮締めする(画像 右上)
- ベルトをローラーと負荷装置の溝にかけ、そのまま装着する(画像 下)
- 「後ローラー」を増し締めして完成!
「ローラーの異音」を探すために、アレコレ弄って慣れたのもありますが。
とにかく導入に苦労することはありませんでした。

設置位置は「右側」がおすすめ
なぜなら多くのサイクリストは、左側に足置き用のステップを付けているはずです。
折りたたむと、負荷装置とステップが干渉してしまうんです。
画像のように、それぞれを左右に取り付けることでコンパクトに収納できます。
若干浮いてしまうのは気になりますが、ステップでも同じこと。
労力の割にかなりのグレードアップです。ぜひご検討くださいね。
まとめ:MAG4200で三本ローラーが上限解放
3本ローラーに「MAG4200」を取り付けてみた購入レビューをしました。
トレーニングの幅が一気に広がり、より実践的で濃い内容の練習ができます。
- ギアがなくなる物足りなさを解消したい
- VO2MaxやSSTなどの、インターバルなど高強度トレを取り入れたい
- 音や振動を少しでも抑えたい
そんな方には非常におすすめのアイテムです。
もちろん、転倒リスクや熱対策など注意すべきポイントもあります。
それを差し引いても、室内トレーニングの満足度をグッと上げてくれる強化パーツです。
3本ローラーに負荷が欲しい…そう感じた方は、ぜひ負荷装置導入を検討しては?
